ワイシャツ姿のノリノリギャルとパリピ酒を飲んでカラオケを熱唱!

 酒を飲むとやりたくなることがいくつかある。ラーメンを食いたい、甘い物が食いたい、なかには服を脱ぎたくなるという輩もいる。そんな私は突然カラオケを歌いたくなることがあり、場合によっては飲みの席を抜け出してワンカラ(※一人カラオケ専門店)に特攻することもしばしば。

 そんな話をパパ友のイトーさんと近所にある場末のスナックで飲みながら話していると、「カラオケもチョメチョメも一人でするより、おねえちゃんとしたほうが楽しいじゃないですか?」。

 そう言って、私をタクシーに押し込んで連れていかれたのが今回のお店、歌舞伎町にある「Girl’s Bar Lovin’」だ。

飲んで、飲んで、歌って、歌って……
ワイシャツギャルとテンションを上げる!

俺の夜

写真左がえむチャン、右がちぃちゃん。2人とも23歳のピチピチギャル(死語)だ。ワイシャツ姿がなんともエロくて素晴らしい!

 ドアを開けてたまげた。そこにいたのはワイシャツ姿のギャル、ちぃチャン(23歳)とえむチャン(23歳)の2人だ。“「部屋とYシャツと私」世代”である四十路のおっさん2人の胸はキュンと高まってしまったのであった。

 とりあえず、テンション上げるためにビールで乾杯。お酒大好き!という2人の飲みっぷりには好感が持てる。

ノリノリでギャルとシャ乱Qを熱唱!

 エンジンがかかったところで、本日の目的であるカラオケがスタート。リモコンの履歴を見ながら、店の雰囲気を考えた選曲を……と見ると、オフィシャル髭男dismなど今どきの新曲に交じって、シャ乱Qの「シングルベッド」や尾崎豊の「I LOVE YOU」が……。

 えむチャンによれば、「ウチのお店、年齢層が広くていろんな曲が入るんですよ。だから、『シングルベッド』とか“昔の曲”を歌えるようになっちゃったんです」。

俺の夜 我々の青春の一曲は、もはや“昔の曲”なのか……。ジェネレーションギャップを感じながらも4人でワンフレーズごとに「シングルベッド」を熱唱。そこからはイトーさんと2人でラルクや尾崎豊、ワンズなどのおっさんカラオケ・オンステージが開始。

 するとちぃチャンから「最近の歌って歌えますか~」とリクエストが入ったので、私、酔った勢いであいみょんの「マリーゴールド」を熱唱。これがウケにウケたのであった。

「いやぁ~楽しいですなぁ~」とイトーさん。「うん。楽しいですなぁ~」と私。この楽しさの秘密は、ツンツンしてるように見えて、実はアットホームなワイシャツギャルの2人によるところが大きい。おっさんたちのくだらないギャグや選曲に付き合ってくれるなんて、今のご時世、貴重な存在である。

パリピ酒・クライナーを次々と一気飲み!

 盛り上がってくれば「一杯どうぞ!」が大人のマナー、というわけで、「そろそろテキーラとかやっちゃいますか?」と振ると、イトーさんが横から「テキーラなんて古いですよ!」と注文したのは最近流行のパリピ酒、クライナーと呼ばれるミニボトルのリキュール。

俺の夜「ココナッツにペパーミント、チェリーと……イチジクもあって、イチジクはチョーオススメ」

俺の夜 と、いうわけで、ちぃチャンがオススメのイチジクを4本オーダー。おっさん2人は口にくわえて一気飲み。う~ん、甘い! コレは確かに女性ウケする味である。イェーガーやテキーラを散々やらかしてきたおっさっんからすると、いくらでも飲めてしまいそうだ。

俺の夜

ちょいとつまんでクイッと飲む。上級者は口にくわえて一気飲みするのがスタイル。度数が低くて甘いので油断すると……

 口あたりのイイ酒は、クイクイ飲めてしまうから厄介だ。こんなもんジュースや! と豪語しながら、4人で空けたボトルをショットグラスのように並べていく。もはやビールはチェイサー状態だ。

 夜が更けていくと、ほかの客のカラオケに合いの手を入れたり、拍手をしたり……。カラオケの正しい楽しみ方を心の底から堪能したのであった。

【Girl’s Bar Lovin’】
住:東京都新宿区歌舞伎町2-23-12 チェックメイトビル4F
電:03-6278-9929
営:19時~ラスト
休:日祝、年末年始
料:19~22時60分3000円、22時~ラスト60分4000円、(いずれも飲み放題)、税サ20%、カラオケは5曲1000円。
ほかにもダーツやVIPルームもある

撮影/赤松洋太 取材協力/森田光貴 スペシャルサンクス/イトーさん

テポドン エロ系実話誌などで修羅場をくぐったロクデナシがSPA!流の夜遊びに突撃!
テポドンの他の記事