それにしても芸者さんたちはゲームに強い! 歌のリズムに合わせて手のひらを開いたり握ったりしていく「金比羅船々」など、一度も勝てずにお銚子が1本消えてしまった。さらに続いた「上づくし」や「虎虎」など、踊ったり体を大きく動かすので、普段は聞き慣れない独特のリズムの小唄と生の三味線が新鮮で、唄って踊って酒を飲んでと、ハイテンションな時間があっという間にすぎていったのである。
席料、料理に花代と決して安くはないが、お座敷遊びは一度は経験したほうがいいだろう。遊びの幅がぐっと広がった一夜だった。
【俺の夜特選】お座敷遊び
・金比羅船々
「お池に帆かけて~♪」のリズムに合わせ、お椀があればパー、なければグーを出す。単純明快だがスリリング
・上づくし
「浦島太郎は亀の上♪」と唄って踊ってじゃんけん。負けが亀、勝ちが浦島太郎。芸者さんのお尻の感触が……
・虎虎
屏風越しに「トラトラトラトラ~♪」と唄いながら、最後は体を使ってジェスチャーじゃんけん。負けは罰杯
【幸本】
東京都新宿区神楽坂4-7
営:18:00~23:00
休:日・祝
電:03-3260-1576
席料は芸者を呼ぶ宴席1人5000円(食事のみの会席は3000円)。料理コース1万円~(芸者衆の席料、料理、酒代、サービス料10%、消費税5%は別途)、お花代(芸者代・1時間)約1万円。土曜日は5人以上から予約を受け付け。予算などは電話で相談を
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テポドン エロ系実話誌などで修羅場をくぐったロクデナシがSPA!流の夜遊びに突撃!
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