前回は大阪の北新地で“キタの夜遊び”を堪能。どうやらあの一件で“お大尽遊び”のクセがついてしまい、ワンランク上の夜遊びを求めるようになってしまった。そんな折、舞い込んできたのがお座敷遊びというわけである。
長唄に踊りにゲーム、風流なお座敷遊び
向かった先は風情溢れる神楽坂の路地を入った料亭だ。道行く芸者さんとすれ違うと、これまたいっそう胸が高まるというものだ。
座敷に通されると、まずは大女将の挨拶に始まり、そして二代目の若女将がやってきて初心者の記者に芸者遊びのイロハから、神楽坂の歴史まで教えてくれた。
若女将「全盛期は500人もの芸者衆がいて、それはもう華やかでした。現在は20人ほどですかねぇ……。ちょっと寂しいんですが、それでも90歳を過ぎてもお座敷で三味線を弾かれたお姉様がいたりして、神楽坂には花柳界の伝説が多いんですよ」
などなど興味深い話や面白い芸者のエピソードの数々を教えてくれた。若女将を相手に一杯飲むのも十分に楽しく、芸者を待つ我々の気持ちは徐々に高ぶっていった。若女将と入れ替わるようにやってきたのは千佳さんと桃子さん。お二人とも着物姿の芸者さんに憧れてこの世界に入ったという。
「芸者と飲むだけではなく、三味線を自分が弾いて芸者を踊らせたり、長唄を一緒に歌われる方、そして『投扇興』などのゲームをすることなど、お座敷遊びは人それぞれ楽しみ方が違います」
とは千佳さん。中には一緒に京都まで連れていってくれて向こうの舞妓さんと一緒に遊ぶ豪気な御仁もいるという。
右も左もわからぬゆえ、今回は50種類以上もあるゲームの中から厳選した3つを楽しむことにした。
いずれも負けると罰杯として杯を飲み干したり、芸者さんの上に乗ったり乗られたりと、ゆっくりとした時間の流れに乗せてテンションが上がっていくものばかり。ガツガツしたキャバクラや騒がしいガールズバーとは違い、なんとも風流な時間を楽しませてくれた
-
テポドン エロ系実話誌などで修羅場をくぐったロクデナシがSPA!流の夜遊びに突撃!
-
テポドンの他の記事