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意識高い系が「ビジネス書から真似するイタい行動」。見城徹、藤田晋にあこがれて…

 数年前からたびたび揶揄の対象になっている「意識高い系」のビジネスパーソンの中には、経営者のビジネス書に書かれていた習慣をそっくりそのまま実践する者がいる。  むろん、ビジネス書から学びを得、日常に取り入れること自体悪いことではない。だが、何事も程度問題だ。ただ本の内容を実践していることに満足してしまい、結果的にただの「変わったヤツ」になってしまうことがある。  そんなビジネス書を真似たあまりイタい奴に成り下がった意識高い系の実態を都内会社員の声とともに紹介しよう。

幻冬舎・見城徹社長に影響を受け…

「365日毎日外食という見城氏の生活を真似して、毎日誰かとメシを食う!と掲げている職場の先輩は金欠で大変そう。鳥貴族で節約しているもののエンゲル係数的にそろそろ3ヶ月が過ぎたし破綻するんじゃないかと思う」(26歳・男性・IT) 「『初対面での遅刻は裏切り』という見城徹社長の言葉に感化された大学時代の同級生。問題はそれをどのシチュエーションでも導入していること。電車の遅延はもちろんとして、取引先の人に対しても遅刻に毅然とした態度を取るのはマジでやめるべきだと思う」(27歳・男性・IT) 「見城徹氏に心酔している友人がいるのですが、著作の『たった一人の熱狂』(幻冬舎)などでよく書かれている氏の日課の「トレーニング」に感化され、毎日のようにジムに通っています。  彼はトレーニングを始めて以降、見事に筋トレの魔力にハマってしまい、ベンチプレスでは100キロを上げるまでに成長。その辺りでやめておけば良かったものの、ランチに行っても白米は口にせず、間食はこれまた氏が毎日飲んでいるというコールドプレスジュースで腹ごしらえという、ボディビルダーさながらの生活に。見城氏はトレーニングを毎日襲ってくる不安と戦うための習慣と位置づけていますが、特に昇進の話も聞かない彼は、現状ただの健康オタクとなっただけです」(33歳・男性・編集)
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藤田社長に影響を受け…
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たった一人の熱狂-仕事と人生に効く51の言葉-

全てのビジネスマンの心臓に突き刺さる見城徹魂のメッセージ。


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