ユニクロのパンツ(下着)のはき心地が「ほぼノーパン」
▼「タグ」と「柄展開」をなんとかしてくれれば……!!
しかし。もちろん悪いところもあります。まず「ユニクロマーク」などデザインに盛り込まなかったことは評価できます。「イザ」というときにパンツの裾あたりに「UNIQLO」なんて書かれていたらそれこそ台無しですから。
実はユニクロ側もそういったことも配慮してか「内側にあるユニクロタグ」も一応切れるようにしてあります。切っちゃえば脱いだときにもユニクロとわかることはありません。ただこれがハサミがないと切れない上に切るとタグが部分的に残ってチクチク痛い。
ここまでやるなら取りやすいステッチングにして、パッと簡単に切れるようにしてほしいもの。縫い付けの糸をもう少し工夫していただきたい。
それともう一つ「柄モノ」のラインナップや色展開が絶妙にダサい。今回私は黒無地を選びました。黒無地はもちろん文句ないのですが、黒無地ばかりじゃなくてここまではき心地がよければ他の柄や色もそろえたいもの。しかし、どうにも魅力のある柄や色モノが見当たらないのです。
とくに一番見た目が格好いい「ローライズ」モデルの色・柄展開が少なく、すぐに飽きてしまう。「UT」じゃなくてこういった100人が100人必ず着用するパンツこそ、コラボプリントなどをもっともっと活発に展開してバリエーションを出してほしいものです。
というわけでユニクロのアンダーウェア。上記の「タグ問題」さえクリアすれば「イザ」というときにユニクロとバレることもなく、コスパもよく、はき心地も素晴らしい。個人的なポリシーから今まで避けてきましたがフラットな目線で見て確かにコレはいいものです。ポリシーを訂正して、オススメします。体感してみてください。まじで「ノーパン」です。〈文/MB〉ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag)
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