東邦大同窓生による“集団強姦事件”の容疑者・現役医大生の素顔「問題児から更生して医学部に」
飲酒により抵抗できない状態の10代後半の女性に対し、集団で性的暴行をしたとして、埼玉県警は16日、千葉県の船橋中央病院の研修医・上西崇容疑者(31)、東京慈恵会医科大学附属病院の研修医・松岡芳春容疑者(31)、東邦大学医学部6年生の学生・柁原龍佑容疑者(25)の3名を集団準強姦などの疑いで逮捕した。上西、松岡容疑者の両名は黙秘しているが、柁原容疑者は「先輩に誘われた。間違いありません」と容疑を認めているという。
朝日新聞の報道によれば、事件が起きたのは、2016年4月30日午後10時35分頃。場所は、上西容疑者が千葉県の自宅とは別に契約する東京都大田区のマンションだった。上西容疑者らは「飲み会をやろう」と呼びかけ、知り合いの女性数人を集めた。そして、女性たちが酒に酔ったあとで、集団で性的暴行に及んだとされる。
3人の容疑者は、いずれも東邦大学医学部出身で、上西容疑者と松岡容疑者は在学中に同じサークルに所属していたという。上西容疑者は、2016年4月から7月にかけて、10~20代の合計7名の女性に性的暴行をはたらいたとして6件の容疑で逮捕、起訴された。このうち女性1名に対する暴行容疑では、松岡容疑者も逮捕されている。
逮捕直後にすぎず、罪状が確定したわけでもない。実際に何が起きたのかは、捜査や裁判の推移を見守るしかないが、2016年に発生した千葉大学医学部生によるレイプ事件、慶應義塾大学広告研究会の男性学生らによる集団強姦事件、東京大学大学院生ら3人による強制わいせつ事件に続く、学歴エリートの性犯罪事件として注目を集めている。
大志を胸に、医学部入試という難関を突破し、医療を通じて人々の役に立ち、社会に貢献していくはずだった3人は、なぜ自らの性衝動に身を任せ、女性を傷つけ、輝かしき将来を棒に振るような事件を起こしたのか。
3容疑者のなかで唯一の現役医学部生である柁原容疑者の中学時代の同級生に、その素顔を聞いた。
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