日本人の肝機能異常は30年前の3倍!「気づいたときには手遅れの肝臓」を積極的にケアするには?
提供元:カゴメ
30~40代になると、健康診断や人間ドックの数値異常は当たり前。「そりゃあ、オレも中年だから」と、少しぐらい悪い結果が出ても大したことはないと高を括っている人もいるはず。なかでも、「γ-GTP」「ALT」「AST」といった肝臓の数値異常で、何かしら指摘を受けている人は多いだろう。なぜなら日本人の肝機能異常は、すでに肥満や高血圧を抜いて生活習慣に関わる異常の第1位! 実は人間ドック受診者の3人に1人が肝機能に異常を抱えているという報告もある(※1)。 酒量が多い人はもちろん酒量が少ないからと油断している人も要注意。飲酒が肝臓に大きな負担をかけていることは言うまでもないが、それだけではない。飲酒以外にも油っこいものや甘いもの、肉や卵の食べすぎも注意が必要。さらにストレスや睡眠不足などといった生活習慣を続けていると、じわじわと肝臓に大きな負担がかかっていくのだ。 日本人間ドック学会の調査によれば、肝機能異常を抱えている人は年々増加傾向。30年前に比べて約3倍にまで増加しているという。肝臓は「沈黙の臓器」と言われていているだけあって、多少の不調があっても症状が現れない臓器として知られている。脂肪肝、高血糖、脂質異常など、症状が末期にならないと自覚症状が出にくいため、気づいたときには手遅れということも多いそうだ。 そうならないためには、肝臓に負担がかかる油っこい食べ物、菓子類、肉、卵、小麦粉などを意識的に控え肝臓を休ませる食事を心がけるだけでなく、肝臓を積極的にケアすることも必要だ。肝臓の解毒力を高めるスルフォラファン
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