風俗嬢の謎ルール「ボディソープのプッシュは3回を厳守!」の理由
「ローカルルール」なるものは、さまざまな業界内にも存在するものだ。外から見ると、「そんなことして何の意味が……?」というような、奇妙で業界内になんとなく存在する慣習の実態に迫った。
風俗業界は水商売だけあって、店先に盛り塩を欠かさないなど“ゲン担ぎ”な謎ルールがいくつもあるという。ボディソープなどのプッシュは“3回”なのもこうしたルールのひとつ。有名店舗型ヘルスで働く男性スタッフは言う。
「理由はよく知らないんですが、“3”が縁起のいい数字らしい。だから店のコにも『3回は守ってね』と指導しています。また、階段に座り込んだりお客さんを通す廊下に立ち止まらないというのもゲン担ぎルールのひとつ。客の流れが滞るからだと聞いたことがあります。他には店で爪を切ってはダメとか……。どうやら遊郭時代の名残らしいですが、本当に意味があるのかはわかりません(笑)」
具体的な理由がある慣習も。
「客に時計を見せるな」というルール。同店で働く風俗嬢は、「客に時間を意識させないため」と理由を説明する。
「時計を見るとついつい残り時間を気にしちゃうじゃないですか。それだとプレイを楽しんでもらえない。時間配分をするのは女のコの仕事です。なので、プレイルームの中には時計は置いていません」
また、SMプレイにも独特のルールがあるとか。
「プレイ中に決まって目隠しをするでしょ。あれもお客さんからすればくだらない約束事だと思う。でも、実は理由があるんです。縛ったりムチで叩いたりしてお互いの興奮が高まっているさなかに、女王様がカバンを漁ってロウソクを探している姿を見られたら興ざめするじゃないですか。それを防ぐために、目隠しをしているんです」(30代・女王様)
客の立場でも時々気になる風俗業界の不可解なお約束にも、それなりの理由があったのだ。
●奇妙な慣習
ボディソープのプッシュは3回を厳守!
― 業種別[職場の奇妙な慣習]がヤバすぎる! ―
店内での爪切りはNGなど、遊郭の名残が多数……
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