雑学

「天真爛漫な南仏美人と清楚な日本美人、どちらを選べばいいのか?」――46歳のバツイチおじさんはヨガの総本山で煩悩にまみれた【第38話】

46歳のバツイチおじさんによるノンフィクション巨編「世界一周花嫁探しの旅」、今回の滞在地も7か国目インドです。前回、ヨガ美女のるりちゃんからの誘いを真に受け、ヨガの総本山へとたどり着いたバツイチおじさん。しかし、るりちゃんにクールな対応をされ、深く落ち込んでしまいます。果たして二人の心の距離は埋まるのでしょうか? 恋するバツイチおじさんによるズンドコ珍道中、心身を整えるヨガの総本山なのに今回も迷走しまくります!

「この子を連れて帰るなら、俺たち全員分のお金をお前が払えよ」――46歳のバツイチおじさんはアラブの荒くれ者に難癖をつけられた英語力ゼロの46歳バツイチおじさんが挑む「世界一周 花嫁探しの旅」【第38話 トイレの神様】

南インドのケララ州の山奥にあるシヴァナンダ・ヨガの修行場アシュラム。ヴァラカルビーチで出会ったヨギーニ・るりちゃんを追いかけ入門をしたわけだが、朝5時半から夜10時まで一日中ヨガというハードなスケジュールにビビリまくってしまう。さらに、朝のサイレントウォーキングと瞑想の修行の時、やっと再会できたるりちゃんに冷たくされ、いつものトゥーマッチな勘違いをしてしまう自分自身に深く自己嫌悪したり。
だが、突如現れたフランス人美女サワから「一緒に湖で泳がない?」と誘われ、数人のヨーロピアン美女とともに湖で大はしゃぎ。「ここはハーレムか?」と感動するも、我ながら自分の単純さに呆れてしまった46歳のバツイチおじさんであった。

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1325434

朝の瞑想が終わったヨガ美女のるりちゃん

南フランス出身の天真爛漫な美女・サワ

そろそろ帰る時間が来たため、岸に戻る20代のヨーロピアン美女

湖から上がり、半裸のままアシュラムまでサワと談笑しながら一時間ほど歩いた。
ずぶ濡れの下着の上に着たTシャツと濡れた髪といういでたちのサワに少しドキっとした。

サワ「ねぇ、ごっつ。ごっつって名前、どんな意味があるの?」
俺「意味はないんだけどね。俺の日本の本名は『りゅういちろう ごとう』っていうの」
サワ「うーちろーごとー」
俺「りゅういちろう ごとー」
サワ「うーちろー」
俺「りゅういちろう。難しいでしょ? で、イングリッシュネームをごっつにしたんだよ」
サワ「うーちろ、うーちろ、ごとー、ごとー」
俺「うん、ゴトーの発音はあってるよ」
サワ「オッケー、これからごっつのことをゴトーて呼ぶね!」


サワはそういうと顔をくしゃっとさせ、満面の笑みを浮かべ俺を見た。とてもキュートな笑顔だ。

アシュラムに戻るとサワと別れ、溜まり場である中庭に向かった。すると、朝のティータイムはすでに始まっていた。ヨガの生徒でシェフをやっている“のっぽのフランス人”がおいしそうな熱々のミルクティーを入れてくれる。どうやら「カルマヨガ」と呼ばれるボランティア修行の一環らしい。

朝のティータイム。カルマヨガの一環で生徒が1日2回ミルクティーを入れる

ヨガの生徒のヨーロピアンたち。皆、各々の国ではヨガの先生をやってるらしい

集まっている30人くらいの集団を見回してみると、白人グループから離れ、るりちゃんが一人でポツリとミルクティーを飲んでいた。

「るりちゃんだ…」

ドキドキと胸が高鳴った。
ついに、るりちゃんと話すチャンスが訪れた。
しかし、もしかすると避けられているのかもしれない。
彼女の誘いを真に受けて、アシュラムにやって来たことにやはりドン引きしているのかもしれない。
だが、話しかけなければ何も始まらない。
あくまで自然体を装って話しかけてみよう。
ナチュラルにナチュラルに。


俺「るりちゃん! アシュラムに辿り着いたよ~」
るり「あー、ごっつさん、よく来ましたね~。いつ来たんですか?」

おっ! よかった! いつものるりちゃんだ!

俺「昨日の夜に着いて、るりちゃんを探したけど見当たらなかったんだよ」
るり「昨日は疲れちゃって早く眠ちゃったんです」
俺「あーそうなんだ」

るりちゃんは超自然体な感じで俺と話をしてくれた。
まるで昔から知ってる友達のようだ。
その自然さが逆にお友達感を強調しているようにも感じた。

俺「アシュラム生活はどう?」
るり「すごく楽しくて、充実してます」
俺「へぇー。きつくない?」
るり「いや、まだ大丈夫です。夜はぐっすり眠れるんで」
俺「いいね。俺、昨夜蚊帳のセッティングに失敗しちゃって、蚊と悪戦苦闘したよ。今日この後のスケジュールってどうなるの?」
るり「8時から朝のレッスンが2時間ありますよ。あ、もう5分前だ用意しないと!」

そう言うとるりちゃんは急いでティーカップを片付け、俺に一礼すると足早に去っていってしまった。
残された俺は、一人でミルクティーを一気に飲み干した。

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朝8時、初めてのヨガレッスン

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