更新日:2022年08月28日 09:22
お金

「足立区×10代ヤンキー」をターゲットにメルカリ副業で荒稼ぎする会社員

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Amazonで70粒300円ほどで手に入るラインストーン

 柴田氏は、すぐにドンキホーテに足を運び、ナイキのTシャツや帽子を購入した。さらにAmazonでラインストーンを格安で購入。そこから作業に取り掛かった。

帽子は特に売れ行きがよい

「作業内容はほんとに単純。ドンキで安値で仕入れたナイキのブランドロゴや文字の入っている服にラインストーンを貼り付けていくだけ。作業自体の手間や発送管理など煩わしい時もありますが、利益率が高いので続けられます」

色にバリエーションを加えると売れ行きはさらによくなる

作業に使うボンドとピンセット(1000円程度)

 たとえば、Tシャツは一着1000~2000円程度で、ラインストーンは70粒程度で300円。接着用のボンド代を含めても原価率は3000円程度でおさまる。こうして加工された“商品”は「モノにもよるが12000~30000円程で売れる」というのだから驚きだ。Tシャツのほかにも、スワロフスキー風の帽子、スマホケースも販売し、1か月に5万円の利益を出している。

車のパーツは「足立区マーケティング」をした結果生まれた

「こんなもん、本当に買うヤツがいるんだと最初は驚きました。勝因は、お金はないけど物欲はある足立区の若者というニッチなジャンルを攻めたことかなと思います。今後は、彼らが好きな車やバイクの部品などで商品ラインナップを増やしていく予定です」 <取材・文/小畑マト>
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