出川哲朗のイメージ変化から、女性が求める「美」の正体を考えてみた【カリスマ男の娘・大島薫】
―[カリスマ男の娘・大島薫]―
見た目は美女でも心は男――。「カリスマ男の娘」として人気を博し、過去には男性なのにアダルト女優としてデビューを果たした大島薫。女性の格好をしたまま暮らす“彼”だからこそ覗ける、世の中のヘンテコな部分とは?
「※ただしイケメンに限る」と最初に言いだしたのは誰なのだろう。
先日のネットニュースのある記事に目がいった。11日放送のTBS『櫻井有吉THE夜会』という番組に出川哲朗さんが出演なされたそうだ。記事中では、かつては「抱かれたくない男」ナンバーワンだった出川さんが、最近は若い女性から「かわいい」という評価で大人気なのだと番組内で明かしたとのこと。
抱かれたくないという基準が見た目だけとは思わないが、逆に「抱かれたい男」に軒並みイケメン俳優などの名前が上がるのを見ると、容姿もその結果の一因になっているように感じる。それがここに来て、出川さんが「かわいい」と形容されるという結果。本人も司会の有吉さんに対して「有吉、時代は変わったな」と番組中ご満悦だったそうだ。
しかし、そもそも女性は男性の美醜について、もともとそこまでこだわりがあったのだろうか?と、ボクは思う。
街を歩いていると、さまざまなカップルを目にする。双方容姿端麗な美男美女もたしかに存在はするが、たまには失礼ながら「え、なんでこのコがこの人と?」と思ってしまうようなカップルも多い。
はたして、本当に女性は男性に「美」を求めているのだろうか。
女性の「美」への意識は、あくまで自分に向いている
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1989年6月7日生まれ。男性でありながらAV女優として、大手AVメーカーKMPにて初の専属女優契約を結ぶ2015年にAV女優を引退し、現在は作家活動を行っている。ツイッター@OshimaKaoru
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