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出川哲朗のイメージ変化から、女性が求める「美」の正体を考えてみた【カリスマ男の娘・大島薫】

 見た目は美女でも心は男――。「カリスマ男の娘」として人気を博し、過去には男性なのにアダルト女優としてデビューを果たした大島薫。女性の格好をしたまま暮らす“彼”だからこそ覗ける、世の中のヘンテコな部分とは?

大島薫

大島薫。写真は男装時の筆者

「※ただしイケメンに限る」と最初に言いだしたのは誰なのだろう

 先日のネットニュースのある記事に目がいった。11日放送のTBS『櫻井有吉THE夜会』という番組に出川哲朗さんが出演なされたそうだ。記事中では、かつては「抱かれたくない男」ナンバーワンだった出川さんが、最近は若い女性から「かわいい」という評価で大人気なのだと番組内で明かしたとのこと。

 抱かれたくないという基準が見た目だけとは思わないが、逆に「抱かれたい男」に軒並みイケメン俳優などの名前が上がるのを見ると、容姿もその結果の一因になっているように感じる。それがここに来て、出川さんが「かわいい」と形容されるという結果。本人も司会の有吉さんに対して「有吉、時代は変わったな」と番組中ご満悦だったそうだ。

 しかし、そもそも女性は男性の美醜について、もともとそこまでこだわりがあったのだろうか?と、ボクは思う。

 街を歩いていると、さまざまなカップルを目にする。双方容姿端麗な美男美女もたしかに存在はするが、たまには失礼ながら「え、なんでこのコがこの人と?」と思ってしまうようなカップルも多い。

 はたして、本当に女性は男性に「美」を求めているのだろうか。

女性の「美」への意識は、あくまで自分に向いている


 ボクは男性も女性も好きになることができる。全性愛者という小難しい言葉があるが、まあ、いわゆるバイだと思ってもらってかまわない。ふと、自分の男性のタイプについて考えてみると、ボクはタイプの男性がいないことに気づいた。

 女性に対しては、まあ、昔はかわいければかわいいほどいいと思ってたことはあった。しかし男性にそういったものを求めたことはない。強いていえば、清潔感があればいいかなと思うくらいのものだ。

 思うに、それは「美」が自分の中で完結しているからではないだろうか。

 女性で「自分の見た目はどうでもいいけど、彼氏はキレイじゃないとイヤ!」と思っている人と、「彼氏の見た目はどうでもいいけど、自分はキレイでいたい!」と思ってる人なら、後者のほうが多いような気がしないだろうか?

 これが逆に男性となると、おそらく「自分の見た目はどうでもいいけど、彼女はキレイじゃないとイヤだ!」と思ってる人のほうが多くなるような気がする。不思議だ。ホストクラブより、キャバクラのほうが圧倒的に店舗数が多いという話と似たようなものだ。

 しかし、しばしば目にする「※ただしイケメンに限る」という、アレはどうなのだろう? こんなネットスラングがあるくらいだから、やはり女性は男性にも美を求めているのではないのだろうか。

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「※ただしイケメンに限る」はどうして生まれた?

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