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ネットの「お葬式マナー情報」は間違っていることが多い!?

葬儀業界が対策を講じられない理由

ネットで見かける「お葬式マナー」に気をつけたほうがいい理由 一言で言えば、インターネットに疎いからです。  伝統文化を扱っている保守的な業界だからでしょうか、葬儀社は企業としての情報発信が非常に少ないです。葬儀社のサイトを巡回してももらえれば分かりますが、情報量の少ない、ペラペラなサイトが多いです。  それでもインターネット上には個人の情報発信ツールがたくさんあるので、葬儀屋さんが個人でブログなど情報発信をやってもよさそうなものです。しかし、葬祭業の仕事内容が不規則な長時間労働で常に睡眠不足なため、ボランティアで情報発信することは大変なのです。そのため情報発信をしている葬儀屋さんは少数派です。  では、どうやって数少ない信用できる葬儀サイトを見分ければよいのでしょうか。その条件は3つです。 ・実務を行っている葬儀屋さんが運営している ・自社への集客目的ではない ・長期間大量の記事を書き続けている  とはいえ、それらの条件を満たしたブログはめったにありません(あえて挙げるなら私のブログかもしれませんが…)。では、どうすれば葬儀屋さん選びで外さないで済むのか? そのあたりのコツについては、拙書に詳しく記しましたので、ぜひお手にとっていただければと思います。 【赤城啓昭】 月間45万PVの「考える葬儀屋さんのブログ」管理人。現役の葬儀屋で、1000件以上の葬儀を担当。お葬式の担当のかたわら、葬儀業界のマーケティング分析、セミナー・企業研修・大学・専門学校での講演活動、エンディングノートの制作なども行う。ブログの内容をもとに、新たに約7割を書き下ろした初の著書『子供に迷惑をかけないお葬式の教科書』が7月2日より全国順次発売 <文/赤城啓昭>
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子供に迷惑をかけないお葬式の教科書

20年間に渡る実務で蓄積された知識と、とり行ってきた葬儀セミナーの内容が盛りだくさん

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