恋愛・結婚

恋愛感情、性愛のない結婚“友情結婚”とは? 「友情結婚相談所」を直撃

 日本の未婚率がじわじわ上昇していっている中、自分は結婚できないかもしれない、そもそも恋愛の始め方がわからないと思っている人も多いのではないだろうか。昨年、ドラマ『逃げ恥』でスポットライトを浴びた“契約結婚”。ドラマだけの世界と思いきや、今や恋愛じゃない結婚、つまり友情結婚の相手を探すための結婚相談所が誕生している。恋愛じゃない結婚相手を探すとはどういうことなのか。そこで友情結婚相談所「カラーズ」の代表・中村氏にその実態を聞いた。

友情結婚相談所「カラーズ」の中村代表

――友情・契約結婚の相談所を作ろうと思ったきっかけは?

中村:LGBTの活動を表立って行っているのはカミングアウトをしている数少ない方です。活動されている方は当然カミングアウトしている側の話をされます。日本はカミングアウトしていない人のほうが圧倒的に多いんですよ。カミングアウトしていない人たちは、注目もしてもらいたくないし、普通の生活をしたいと思っている方が多い。誰もが希望するライフスタイルを獲得してほしいので、カミングアウトしていない方のための結婚相談所を立ち上げました。

――どのような会員がいるのか?

中村:自身のマイノリティを誰にも言いたくなくて、恋愛結婚に疑問を持っているものの、ちゃんと結婚を希望されている人たちです。籍だけ婚のような結婚を希望される方はお手伝いしておりません。

 友情結婚の大前提は、異性に恋愛感情で性愛がない、つまり性行為がないことです。たまに恋愛感情を持つ方もいらっしゃいますが、性行為ができないんです。自然に出会った方だと性愛がないことを伝えられないことが多い。恋愛部分が負担になるんです。逆に、恋愛しようとして入ってこられる方はあまりいません。恋愛をしようとして入会を希望される方で、恋愛感情、性愛がある人は一般の婚活ができるのでお断りしています。

――会員のセクシャリティの比率、年齢層は?

中村:男性はゲイの方の比率が多いです。ゲイといっても、いろいろな方がいて「男性と付き合ったことも性的関係を持ったこともない」、「男性に興味はあるけど性的関係は無理」というような方は多いですね。女性はレズビアンというより、ノンセク(恋愛有・性欲無)、Aセク(恋愛・性欲ともに無)が多いです。意外と、ご自分のセクシャリティを婚活するまで自覚されていない方が多いんです。恋愛感情が持てないままに結婚しなくてはという思いにかられて、普通の婚活をしていく中で、異性に性的な目で見られることに苦痛を覚えてこの結婚相談所に来られる方が多いですね。

 会員の年齢層は他の結婚相談所と同じです。男性は一番多いのは30代、女性は20代後半から30代前半ですね。

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お見合い相手の紹介の仕方は?

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