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銀座最年少ママの知られざる苦悩「平均睡眠時間は3時間でした」――桐島とうかの『漆黒革の手帖』

桐島とうか こんにちは。銀座最年少ママの桐島とうかです。前回に引き続き、今回も私がママになってたいへんだったことを綴らせてもらいます。  ママになって暫くは毎日、精神的にも体力的にも辛かったです。  私にママとして求められることは何か。やはり、1番は沢山のお客様の動員であるとの考え方はその時も今も変わってはいません。  ママになる前の私は同伴、アフターをあまり好みませんでした。なぜなら、1名様を呼びたくなかったからでした。同伴になってしまうと、普段なら大勢様でいらしてくださる方でも、お1人でいらっしゃる方が多かったからです。また、月平均の来店組数が3桁を超えていたため、全員とアフターする事は不可能ですし、それなら不平等になってしまうので、基本的にアフターはしないコと認識されたかった、というのもありますし、お店の外でもし失態をおかし、来ていただけなくなってしまったらもったいない……という考えもありました。  しかし、ママになって最初の頃はほとんど毎日同伴をいれました。確実な来店予約が1日に何件かは欲しかったのです。ママになって暫くは毎日、10組は自分自身で呼ぼうと目標にしており、朝8時50分から昼過ぎまでずっと営業メール、その後着付けをして同伴出勤し、誘われればお店の後の食事やバーなどにも行くようになりました。睡眠時間の平均が3時間くらいだったと思います。お酒も沢山飲んでおりましたから、寝ているというよりは、殆ど気絶だったのかもしれません。  また、もう一つママになって悩んだことは、キャストの半分以上が年齢的に先輩だったり水商売の経験が長かった……ということでした。どのように接して行くか、凄く悩みました。  1人、私がママになるタイミングで、お願いして一緒に付いて来てもらったキャストが居たのですが、その子には沢山気を遣わせてしまいました。売り上げという成績に対しても、「私には厳しくしていいから」と彼女のほうから言われました。 「私に甘くしてたら、他の女の子たちとも上手くやれないだろうし、絶対に贔屓はしないで」
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女の子たちとはぶつかることも
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