銀座でモテる客は「ホステスに媚びを売る“隙”を作らせない」――銀座最年少ママ桐島とうか
こんにちは。銀座のクラブ・モントレーのママの桐島とうかです。今回は、お客様のどういった振る舞いが銀座の女性達は嬉しいのか、また私がどういったお客様に力をいれて営業してきたかについて、綴らせて頂きます。私は銀座の街で言えば新参者ですから、今回は、私の意見と共に、ベテランホステスさんの意見も参考にさせて頂きました。
お金を沢山使うお客様、頻繁にお店に通うお客様が、銀座の女性に好かれるというのは、誰もが思い浮かべるでしょう。もちろん、私もそのようなお客様には毎度、大変感謝しております。
ただ、月に1度しかいらっしゃらないお客様、年に数回しかいらっしゃらないお客様でも、大好きな方は沢山いらっしゃるのです。
どういったお客様を大切にしたいと思うのか、というと、
「私の事を認めてくださり、必要としてくださり、まかせてくださる方」
です。そのようなお客様はいつも、とっても地位のある方なのに、ある時は私に、仕事の相談をしてくださったり、接待を任せてくださったりします。そして何より、
「私達ホステスに媚びを売る隙を作らせない」
のです。ホステスの仕事は女性が男性に媚びを売る仕事、と思われてしまいがちですが、そういったホステスは三流だと思います。お客様達はそんなことを求めていらっしゃらないでしょう。
それから、みんなに優しく、すぐに来店してくださるお客様と、凄く気難しくて、名前を覚えて頂くにも凄く時間のかかるお客様。大半のホステスは前者の様なお客様に力を注いでしまいがちですが、わたしの場合は後者です。
1
2
’92年生まれ。’15年に学習院大学経済学部卒業。学生時代に起業して失敗し、水商売の道に進む。銀座にあるクラブ「Monterey」でママを務め、お店に来ている顧客数は2500人、個人の月間売り上げは1000万を越える。習い事はフラメンコ、ゴルフ、料理。趣味は仮想通貨投資、競馬、着物など
記事一覧へ
記事一覧へ
この連載の前回記事
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ