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新卒の会社をすぐ辞めてブロガーに…年間300万円のスポンサーがつくようになるまで

ブロガー、インフルエンサー、YouTuber……「インターネットで稼ぐのが当たり前の時代」といえど、勝者はほんの一握りといわれる。そこで数少ない勝ち組が、たどり着くためのイバラの道をとくと語った。

価値ある情報提供と地味な作業あるのみ

「ブログを書くのも、ラクじゃない。僕なんかこのせいで10円ハゲができましたから(笑)」  こう話すのは、るってぃ氏。新卒で入った会社を10か月で辞めてブログを書き始め、今では年間300万円のスポンサーがつくなど、ブログから派生した収入で生活している。そんな自身を「プロ無職」と名乗る。  トップブロガーへの過程は急がば回れだという。ブロガーやアフィリエイターを目指して会社を辞めてうまくいかず、結局アルバイトを始めたという例は多いが、「結局は、ターゲットを定めそこに価値ある情報を提供し、アクセス傾向を分析して改善するといったPDCAサイクル(※)に尽きる。正直、労力は普通の仕事と変わらない。僕もブログが浸透するまで3年かかってますので」  また、ダメな人はブログと連動するSNSでの書き込みからも一瞬でわかるという。 「『今日ラーメン食べた。おいしかった』など、他人にとってどうでもいいことの羅列が多い。『駅直結で雨の日も楽』『ランチは大盛り無料』など読者に価値提供できるかどうかが、ブログでブレイクするポイントですね」  SNSでの振る舞いも同様だ。 「意識が高く強い口調の言葉は拡散されやすいですが、一歩間違えると炎上し、アンチがつくリスクがある。それでもうまくいっている人は挫折経験や非モテなどスキがあり、応援してあげたくなるキャラづけも行っている。ダメな人ほどブランディングを怠り安易にフォロワーを買ったりしますが、フォロワー数の割に『いいね!』の反応がなくバレバレです」  また、ダメな人がやりがちな行動に「著名人すり寄り」もある。 「ツイッターで、褒めちぎったり著書を紹介してリツイート待ちするというもの。狙いどおりいけば数万人に見てもらえますが、その後が続かないので無意味。繰り返しますが、結局はPDCAでしかないんですよ」 ※PDCAサイクル…Plan(計画)⇒ Do(実行)⇒ Check(評価)⇒ Act(改善)の4段階を繰り返すこと
ネット副業は生き地獄だった

ブロガーの格差図

【るってぃ】 「プロ無職」を自称。「多様な働き方と理想のライフスタイルの提供」をテーマに記事や動画を発信している。ツイッターフォロワー2.3万人、ブログは月間20万PV超 ― 負け組が激白[ネット副業は生き地獄]だった! ―
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