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性欲の衰えを放っておくと危険!? 男性ホルモンの低下がもたらす症状5つ

 50代の男性会社員を対象としたアンケート「負け組3000人の共通点」では、「自分は人生の負け組である」と考えている50代男性の三大共通点が「低収入」「低所得」「低貯蓄」であることが明らかになった。一方で、性生活においても「人生の敗北感」を生み出している要因は存在するのではないか……そんな仮定のもとに、40代当時のセックスに関するアンケートの回答を分析していったところ、ある共通点が編集部の目をひいた。それは「セックスの回数が著しく少ない」ということだ。 トレーニング

負け組SEXは万病のもと!

 負け組50代のアンケートによると、53.8%の人が、40代のときに「30代と比べて性欲の衰えを感じた」という。年齢を考えれば当たり前のことのように思われるが、「これを“当たり前”で済ませてしまうかどうかで、勝ち組と負け組が分かれる」と言うのは、アンチエイジングに詳しい和田秀樹氏。 「性欲の減退は、男性更年期障害の一症状である可能性があります。男性更年期障害とは、男性ホルモンであるテストステロンの分泌が低下したことで発生するさまざまな症状を指しますが、その範囲はきわめて広い。ED(勃起障害)はもちろん、前立腺がんなどの原因にもなりますし、何よりメンタルへの影響が甚大なんです。意欲、社交能力、競争心、認知機能などは、すべて男性ホルモンと関係していることがわかっています」

性欲が衰えても深刻に捉える人が少ない

 言わば、男性ホルモンは“総合人間力”を司るホルモン。しかし日本では、まだまだ男性ホルモン補充療法が普及しているとは言いがたい状況だ。なぜなら、日本人の間では「中高年はセックスから卒業するもの」という思い込みが根強くあるために、性欲が衰えても深刻に捉える人が少ないからだと和田氏は指摘する。 「皆、心の底では、40~50代にもなればセックスしなくなって当たり前だと思っている。オヤジ向け週刊誌が盛んに『死ぬまでセックス』を謳うのはその裏返しですよね。一方、欧米では奥さんを性的に満足させられなければ離婚も当たり前なので、ホルモン療法はすごく盛んなのです」
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性欲の衰えを放置するとリストラ対象に!?
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