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乃木坂46・白石麻衣も女優に…アイドル・モデル出身の本格女優5選

篠原涼子

 今でこそ女優としてのイメージが強い篠原涼子(45歳)だが、デビュー当初はアイドルグループ・東京パフォーマンスドールのメンバーとして活躍していた。歌手としても、小室哲哉(59歳)がプロデュースしたシングル『恋しさと せつなさと 心強さと』(1994年)で、女性ソロシンガーのCDシングルとしては初のダブルミリオンを記録。日本レコード大賞の優秀賞にも輝いている。  歌手としてはそこがピークだったが、1996年に出演したスペシャルドラマ『ナニワ金融道2』(フジテレビ系)などで好感触を得ると、女優業を本格化。2004年の『光とともに…~自閉症児を抱えて~』(日本テレビ系)を皮切りに、『アットホーム・ダッド』(フジテレビ系)、『anego』(日本テレビ系)、『アンフェア』(フジテレビ系)など、続けざまに連続ドラマの主演を務め、一流女優としての地位を確かなものにした。

満島ひかり

 満島ひかり(32歳)は、沖縄アクターズスクール主催のオーディションに合格後、三浦大知(31歳)がメインボーカルを取っていた7人組ユニット・Folderに所属。1997年、CDシングル『パラシューター』でデビューしている。2000年、三浦大知らが抜けて5人組となったFolder5では、3rdシングル『Believe』がフジテレビ系の人気アニメ『ONE PIECE』のオープニングテーマに抜擢された。  2003年にFolder5の活動がストップしてからは、グラビアやタレントなどの多様な経験を積み、やがて女優業へ。2009年、上映が約4時間にも及ぶ園子温監督の大作映画『愛のむきだし』にてヒロイン役を演じきると、その名を全国に知らしめることとなった。現在ではすっかり実力派女優へと成長を遂げており、日本アカデミー賞の優秀助演女優賞や、キネマ旬報ベスト・テンの助演女優賞など、栄えある賞をいくつも受賞している。

菜々緒

 最後に紹介するのは、クールな演技やドS演技に定評のある菜々緒。ファッション雑誌『PINKY』(集英社)のレギュラーモデルとして頭角を現し、2009年の第7回ミス東京ガールズコレクションではグランプリを受賞した。レースクイーンとしても脚光を浴びたのち、2011年からはファッション雑誌『GINGER』(幻冬舎)の専属モデルに起用されている。

 そんな菜々緒が女優デビューを飾ったのは、2011年の深夜ドラマ『ウレロ未確認少女』(テレビ東京系)だ。このときはアイドル志望の女性という設定だったが、その後は『ファーストクラス』(フジテレビ系)や『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(同)といった連続ドラマにて、悪女キャラを好演。彼女ならではのハマり役として評価され存在感をより一層高めていった。  アイドルやモデルとしてデビューしたあとも個々に実力をつけ、今や日本の映画界・ドラマ界に欠かせない存在となっている彼女たち。
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 今現在はアイドルやモデルとして活躍している女性タレントたちも、もしかすると数年後には、予想もつかない“大物女優”に化けているかもしれない。<文/山本愛理(A4studio)>
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