カーマニアのモテない趣味「孤独のダム巡礼」でダムカードをゲットだぜ!
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
今年の夏は、猛暑にもかかわらず大雨が続いたことで、水不足はほとんど話題にならず。ということは、今ダムに行けば水量豊富な荘厳なダムの姿が拝めるはず! 運がよければ放流シーンも見られるかも! ついでにダムカードも集めたい! クルマじゃないと行けない場所に、好んで行きたくなるのが、カーマニアの性でございます。
MJブロンディ改め永福ランプ=文 Text by Shimizu Souichi
カーマニアのモテない趣味。ダムカード天下統一の旅
まず目指したのは、長野県の梓川のダム群だ。下流側から順に小、中、大のアーチ式ダムが並んでいるので、規模の違いを楽しめる。
長野自動車道・松本ICで高速を降り、国道158号線をひた走ると、現れたのは「小」の稲核(いねこき)ダムだった。小と言ってもそれなりにデカいし、視野に収まる感じがイイ。もちろん観光客はゼロ。完璧に独占できる。続いて水殿(みどの)ダム。これはぐっと大きく、思わず「おおっ」と声が出る。
真打ちは奈川渡(ながわと)ダムだ。ダムの上から見下ろせば、「ヒョエ~~~!」と足がすくむぜ。堤高は155m。これは黒部ダムの186mにも迫り、せき止める梓湖の総貯水量は、黒部湖を大きく上回る。だけどやっぱり観光客は皆無。この独り占め感が男旅の醍醐味である。
担当K:黒部ダムって行ったことないんですけど、そんなに凄いんですか?
永福:ダムそのものはこれと似たようなもんだけど、もっとメチャメチャ山奥にあるから、背景の景色は凄い。あと、徹底的に観光化されてて、いろんな高さに展望台があるよ。
奈川渡ダムも下から見上げたかったが、川沿いの道は関係者以外通行禁止で無念。しかしまあ、女子供がウジャウジャいる黒部ダムより、こっちのほうが地味で男らしい。
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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