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いじめ、パワハラ、毒親に殺されそうになったら「まず逃げよう」

いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第80回 いじめ 人間には5つの成長段階があります。「敗北」「闘争」「思考」「信念」「志」です。そして、その一つ一つの段階で必要なことが変わります。たとえば「敗北」の段階に必要なのは「逃げること」です。  敗北の段階は、闘争の段階で負けた状態です。学校でクラス全体にいじめられて、惨めさと苦しみで絶望している。そんな時は何よりもまず最初にリセットしなくてはなりません。 「学校に行きたくないなら、行かなくていいよ」  逃げることを認めるアドバイスが助けになります。しかし実際は、それとは真逆のことが起こります。周囲は「どうすれば学校に通えるようになるのか?」を考えます。なぜなら自分たちが「どうすればいいか?」を考える思考の段階にいるからです。それでは相手の心に歩み寄っていません。  すでに居場所を失っている人間に、それでもなおその場に留まることを強いると、最も極端な逃避を選ぼうとします。それが自殺です。学校にも家庭にも、この世のどこにも逃げ場がないならば、あの世に逃げるしかありません。  これは学校のいじめだけに限りません。会社のパワハラで苦しんでいる人には「働かなくていいよ」、夫のモラハラで苦しんでいる人には「別れていいよ」、毒親の過干渉に苦しんでいる人には「会わなくていいよ」というアドバイスが必要です。  では、いつでも逃げていいかというと、そんなことはありません。成功には失敗が必要です。NBAのスーパースター、マイケル・ジョーダンは「俺は、何度も何度も失敗した。打ちのめされた。それが、俺の成功した理由さ」と言いました。一度や二度の失敗で諦めていたら、何もうまくいきません。  ただそれは「敗北」よりも上、つまり「競争」「思考」「信念」「志」の段階の話です。続けるべきか、やめるべきか、一律に決めることはできません。正解は段階によって変わるのです。  ちなみに敗北の段階にいる目安は自律神経です。何かを誰かに強制された状態で、眠れない、めまいが止まらない、手が震える、呼吸ができないといった自律神経の異常が現れたら危険信号です。ちなみに「自分で選んだ道なんだから」と人に言われるのは、強制以外の何物でもありません。  そういう環境で、そういう状態になったなら、少しでも早く逃げましょう。また、そのために「逃げてもいい」と言ってくれる人を探しましょう。人は誰かに言葉をもらわないと、動けるようになりません。  敗北の段階には「逃げること」が必要です。闘争の段階には「学ぶこと」が必要です。思考の段階には「信念」が必要です。そして、信念の段階には「志」が必要です。
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毒親に悩まされていた女性を変えた一言
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