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『ONE PIECE』実写CMの泉里香がスゴい。マンガ実写版で評価をあげた俳優列伝

鈴木亮平:映画『HK 変態仮面』で魅せた筋肉は努力のたまもの

 1992~1993年に連載されていたギャグマンガ『究極!!変態仮面』を原作とし、約20年後の2013年4月に公開となった実写映画『HK 変態仮面』。名誉ある(?)主人公・変態仮面役に選ばれたのは、昨年のNHK大河ドラマ『西郷どん』で主演していた姿も記憶に新しい、鈴木亮平だった。  女性用パンティを被ることでなぜかパワーアップし、悪人と戦う……というのが変態仮面の設定なのだが、鈴木は体重を15kg増量してから脂肪を落とすという、大胆な肉体改造を敢行。なぜなら、変態仮面の衣装は全裸に近いので、映画館の大スクリーンにも耐えうる身体づくりが求められていたからである。大真面目に変態仮面と向き合った鈴木の姿勢は称賛され、2016年5月に公開の続編へとつながった。
変態仮面

あくまでも変態仮面なのに、ちょっとだけカッコよく見えてしまうから不思議(画像は映画『HK 変態仮面』DVDジャケット)

山田孝之:『闇金ウシジマくん』のマンガから飛び出てきたような威圧感

 最後に紹介するのは、『闇金ウシジマくん』で主演した山田孝之だ。世の中や人間の闇を切り取った同作品は、まず2010年にTBS・MBS系で実写テレビドラマ化され、2016年のSeason3まで放送。映画版も、2012年から2016年にかけて全4作が公開されるほどの人気シリーズとなった。  山田が演じた主人公の「丑嶋馨」(ウシジマくん)は短髪に丸メガネ、そしてアゴひげが印象的な、闇金会社の社長。原作では泣く子も黙りそうなコワモテとして描かれており、感情をほとんど顔に出さないのだが、山田のなりきりっぷりは驚くほど忠実である。インタビューによると、ウシジマくんの人間らしさをどこまで表すべきか、山田は“ミリ単位”で調整していたそう。さすがの役者魂に、感心するしかない。
闇金ウシジマくん

中央が山田。全身から伝わってくるオーラが半端じゃない(画像は『映画 闇金ウシジマくん』DVDジャケット)

 ――人気マンガのメディアミックスは昔から活発だが、ときには「この作品の実写化だけはやめてくれ」と批判が殺到するケースもあるはず。しかし今回見てきたように、原作ファンに文句を言わせない演技ができる俳優だっているのだ。次はどんな作品が実写化され、誰がキャスティングされるのか、楽しみに待とう。<文/A4studio>
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