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新東名、新名神、首都高…高速道路の重要路線が、この3月に続々開通中

 3月は道路の新規開通が相次ぐ季節だ。なぜなら年度末だからである。なぜ年度末なのか?と問われれば、「多くの道路の完成目標が〇〇年度内となっているから」という答えになる。別に予算を年度内で消化しようとしているわけではないので、念のため。

 とにかく、3月は高速道路マニアにとって非常に楽しみな季節。今年度末も多くの重要路線が開通するので(一部開通済み)、エリアごとに見ていこう。

震災から約8年の三陸沿岸地方


3月3日 東北横断道 遠野住田‐遠野間 11.4km
3月9日 東北横断道 釜石JCT‐釜石仙人峠間6km
3月9日 三陸沿岸道路 釜石南‐釜石両石間 14.6km
3月21日 三陸沿岸道路 唐桑小原木‐陸前高田長部間 3.5km


 この4本は、東日本大震災の復興道路。料金は無料だ。ほとんどが片側1車線の対面通行ではあるが、この4本の開通によって、釜石市と宮古市は、三陸沿岸道路で仙台と直結され、東北横断道で東北道の花巻JCTとも直結された。

 震災から約8年で、三陸沿岸道路359kmのうち252kmが開通したわけだが、これは復興道路ならではの猛烈な進捗の速さだ。

三陸沿岸道路(3.11 復興道路・復興支援道路情報サイトより)

 三陸沿岸部は、もともと高速道路とはほとんど無縁の地域だった。鉄道でも非常に不便で、空港もなかったが、これでとりあえず釜石市や宮古市まで、クルマでの移動が非常に便利になった。しかも料金無料! 高速道路マニアとしては、近々ぜひ走破せねばと狙っている。

大和トンネル渋滞緩和に期待!? 新東名


3月17日 厚木南‐伊勢原JCT間 4km

 新東名の東端部が東名とつながって、短いながらもダブルネットワークとなる。東名上りから圏央道両方向に分岐するクルマ(交通量の約3分の1)は、伊勢原JCTから先のルートが2本になるので、東名の渋滞名所・大和トンネルの渋滞長が短くなることが期待される。

新東名・厚木南IC-伊勢原JCT間(NEXCO中日本発表資料より)

 ちなみに問題の大和トンネル付近は、現在上下線に付加車線を建設中で、東京オリンピックまでに完成する予定だ。どれくらい効果があるかは未知数で、渋滞が消滅することは考えられないが、3~4割減少することを期待したい。

東京-大阪間のクルマ移動がグッとラクに! 新名神


3月17日 新四日市JCT‐亀山西JCT間 23km

 今年度末に開通する最大の大物。これによって四日市-亀山西間は、東名阪と新名神のダブルネットワークとなり、恒常的に渋滞していた東名阪・鈴鹿インター付近の渋滞は、ほぼ完全に解消されるはず。東京-大阪間のクルマでの移動が、一段とラクになったと感じられるだろう。

新名神・新四日市JCT‐亀山西JCT間(NEXCO中日本発表資料より)

 この他、東京湾岸部でも4月以降、地味ながら小さな開通・改良が予定されていて、渋滞緩和が期待できる。

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首都高がまた一歩カイゼン 東京湾岸部

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