カーライフ

20代女子に人気の車・プジョー。中古車で狙い目なのは?

 平成の30年間で47台のクルマを買った永福ランプ、価値低下を怖れ愛車ランエボVIに乗りたがらない流し撮り職人・池之平昌信、0円アルファ⇒0円パンダを乗り継ぐ担当Kの3人が、5年後の愛車候補(もちろん中古)として新型プジョー308に試乗。勢いが止まらず、アポなしでイタフラ専門の中古車屋に取材に行ってしまいました。結局「中古車かよ!」でスイマセンが、プジョーは20代女子に人気なんで、知っておいたほうがいいですよ! オートクラブMJブロンディ改め永福ランプ=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu

新型プジョー308ディーゼルに乗ったら激安イタフラ車が欲しくなりました

永福:モテないカーマニア軍団の諸君! 今回はプジョー308に、新型の1500ccクリーンディーゼルが投入されたので、その評価をしよう! 担当K:えっ? 1600から1500にエンジンが小さくなったんですか? 永福:うむ。理由は不明だが、フランス車はまだまだディーゼルが生命線だけに、力が入っているはず。デキを試してみないとイカン。 流し撮り職人(以下、職人):マツダのCX-3ディーゼルは、1500から1800にエンジンを大きくして排ガス対策を強化したのに、逆ですねえ。 永福:そのへん、我々カーマニアにも、たまらなくディープかつ難解な技術ポイントだな。
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新型1.5リッタークリーンディーゼルエンジンは、ヨーロッパの排ガス規制ユーロ6.2をクリア。1.6リッターディーゼルに比べて最高出力130馬力と10馬力アップ。お値段は304万9000円~(ガソリンモデルは283万9000円~)

担当K:でも乗った感じ、前の1600ディーゼルとの違いがわかりませんでした……。 永福:いや、微妙に低回転域のレスポンスが鈍くなったような気がした。騒音も若干増したような……。ヨーロッパでのディーゼル排ガス規制強化の影響だろう。 担当K:VWパサートのクリーンディーゼルもイマイチでしたけど、それと同じ傾向ってことですか? 永福:そう。ひょっとしてクリーンディーゼルの旬は、昨年あたりで終わったのかもしれない。ディーゼルファンとしては涙が出るが……。
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今のプジョー308は中古でいくらくらい?
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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