ある家にピザを届けに行くと、一糸まとわぬ生まれたままの姿の若い女性が出てきた――実はコレ、筆者が若いころに某デリバリーピザでアルバイトしている友人から聞いた本当の話である。
注文時点でトンデモ客かを見分けるのは不可能!

写真はイメージです(以下同じ)
当時は仲間たちとその話を聞いて興奮していたが、2年前まで都内の大手デリバリーピザ店でアルバイトをしていた成田宏次朗さん(仮名・24歳)もなんとほぼ同じ体験をしているという。
「電話してきたのは男性で、声を聞いた印象では若い人ではないと思いました。ウチの店を利用するのはその日が初めてだったそうで、注文したのはMサイズのピザとチキン。私が指定されたマンションの部屋に届けに行きました」
建物はオートロック式で、1階の入口で呼び出すと聞こえてきたのは「どうぞ」との女性の声。注文の電話をしてきた男性とは別人だったが、よくあることでこのときは気にも留めなかったそうだ。
「エレベーターで上がり、階の一番端にあったお客さんの部屋のインターホンを先程と同じ女性の『は~い』という声が聞こえました。それでお店の名前を告げましたが、ここまではいつもと何ら変わったことはありませんでした」
しかし、ドアが開いた瞬間、成田さんは衝撃的な光景を目にする。
「そこには一切服を身につけていない、すっぽんぽんの女性がピンクの長財布を持って立っていました。普通は『○○ビザです。ご注文の品をお届けに参りました』って言うのですが、驚きすぎてただポカーンと突っ立っていました(苦笑)」

女性は見た感じ20代半ば。小柄でムチムチした肉付きをしており、顔立ちはタレントとしても活躍する人気セクシー女優の紗倉まな似のかわいらしいコだったとか。
「胸はやや小ぶりでしたけど、興奮しましたよ。でも仕事中ですし、本当に目のやり場に困りました」
その状況を楽しむ余裕などは当然なかったため、一刻も早く立ち去ろうと金額を告げるが、女性はなんとここで小銭を下に落としてしまう。
「今考えると、あれはわざとやったんだと思います。自分がいるほうに小銭が転がってきたのでかがんで拾うわけですが、このときちょうど目線の位置にヘアがあるんですよ。見ないように見ないようにって意識するんですけど、絶対視界に入ってくるじゃないですか。すると、廊下の奥のドアが開いて男の人がこっちに来たんです」