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GW中に引越し会社を去った新入社員…すぐに辞めるのは一体誰のせい?

「すぐに辞める新人社員だけが悪いんじゃない。上司や会社の問題もあります」と言うのは、外資系マーケティング会社に勤める荒巻大輔さん(仮名・34歳)。
モンスター上司

写真はイメージです

 新人が退職してしまった理由を、「上司のパワハラにある」と話す。

未経験だがやる気のある新入社員が入社

「外資系は成果主義で厳しい職場といわれていますが、うちの会社は、社長自らが『人材は会社の宝』というスローガンを掲げるように、人を大事にするんです。そのため外資の中では、離職率が低いと思うんです。とはいえ、どの会社でも同じように、やっぱり上司次第ですよね」  荒巻さんのチームは、Webのマスコミ媒体がクライアント。時代のニーズと消費の動向を探るのがミッションだ。5人態勢のチームに、研修でもやる気が認められた新人男性がやってきた。両親が雑誌や書籍に関わってきたため、未経験ながらも紙の文化にも詳しかった。 「ところが彼の直属の上司である40代半ば過ぎの女性社員は『紙なんかどうでもいい。うちはWebだから、くだらない知識は捨てろ』と言うんです。女上司は有名なWebニュースの創設メンバーで、若い頃は編集部で週3日、寝袋で夜を明かしたという武勇伝もあるほどパワフルな上司。ですが、他の分野をバカにしていてなんかズレているんですよね」 モンスター上司 パワフルな女上司。仕事の進め方もかなりハードで、徹夜も日常茶飯事の環境だった。荒巻さんら中堅も、ゼイゼイ言いながら仕事をこなしていたというから、新人には酷だろう。 「新人の面倒を見なくちゃと思いつつ、自分たちの仕事でいっぱいいっぱいだったんです。彼が女上司から『なんでそんなことができないんだ』『お前、私も寝てないのに何ウトウトしてるんだ!』と強い口調で詰められている場面も見たのに、庇ってあげられなかった。未経験なんだから、できないのは当たり前なのに…」  荒巻さんは上司に詰められる新人のことが常に気になっていた。だが、悪い予感があたってしまい…。
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既に引っ越した後だった…
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