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子のチームメイトに「引っこめ!」と罵倒…モンスターすぎる母親たち

子供のチームメイトにも「引っこめ!」とブーイング

 なかでも北口さんが特に許せなかったのは、ある子供に対するブーイング。FWとしてプレーしていた子がボールを奪われ、相手チームのカウンター攻撃を許して失点してしまったそうだが、モンスターペアレンツはそのきっかけを作った少年に「アンタのせいで失点したじゃない!」「もう引っ込みなさいよ!」などの暴言を連発。 モンペ その後も「作戦ミスなんじゃない?」と監督やコーチに聞こえる声の大きさで文句を言い続けていたという。 「その試合、私も応援に駆けつけていましたがボールを奪われたといっても相手チームの選手3人に囲まれていたからです。バルセロナのメッシじゃあるまいし、少年サッカーじゃ余程の実力差がなければ、あの状況で相手を抜けませんよ。だから、そもそもボールを奪われた子供のミスですらない。  それに対戦相手は地域でも1~2を争う強豪で明らかに格上。そんなことも理解せず、挙句の果てには子供のチームメイトに罵声って……。いくらモンペでも子供にはそんなことを言わないだろうと思っていたので、怒りももちろんですが悲しい気持ちになりましたね」  ちなみにこの試合、あるモンペママの子供がスタメンで出場していたが、後半の途中で交替させられてしまう。これに納得いかない様子の彼女は騒いでいたが、北口さんは次のように言ったとか。 「私に同意を求めようとしてきたので、『明らかに運動量が落ちていましたし、右足を少し引きずっているので先程の接触プレーで痛めたのではないですか?』と言ったら顔を真っ赤にして黙ってましたけどね。やり返したわけじゃないですが、ちょっとだけスッキリしました(笑)」  少年サッカーや少年野球などは、保護者がよく試合や練習に来るので親同士の交流も多い。余計なトラブルに巻き込まれないためにも、相手がモンスターペアレンツで自分たちに迷惑が及びそうなら、少し距離を置くなど付き合い方を考えたほうがよさそうだ。<TEXT/トシタカマサ> ― シリーズ・モンスターすぎる親たち ―
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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