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「お賽銭100円は多すぎ」と怒るケチ彼女。募金したら言われた一言に衝撃

募金を偽善呼ばわりする彼女に失望

募金 「家に泊まりに来た彼女と近所のコンビニに買い物に行き、お釣りの小銭をレジ横の募金箱に入れたんです。ちょうど直前に起きた災害の義援金を募集していたので協力したんですけど、店を出ると『お釣りを全額募金ってやりすぎじゃない?』って。このときのお釣りは130円ちょっとでしたし、多すぎるとは思わなかったと反論しました」  それに対して彼女は笑いながら「別にそこまでしていい人アピールしなくてもいいのに」と言ってきたとか。この心ない一言に、大林さんは彼女に対する気持ちがすっかり冷めてしまった。 「もしかすると冗談半分に言ったのかもしれませんが、そうだとしてもありえませんよ。お賽銭の件もそうですが、僕と彼女ではお金に対する価値観が決定的に違うと感じた瞬間でした。それ以上に人としていろいろ思うところもあったし、上手く説明できないですけど、本能的に彼女とはもう無理だと思いました」  それから1週間ほどで別れを切り出すも彼女はこれを拒否。愛情がなくなったことを告げて半ば強引に別れたそうだが、周りに「捨てられた」と言いふらされて大変だったという。 「一方的に自分のことを責めてくる友人もいて、おかげで何人かとは彼女のせいで関係が切れてしまいました。もともと彼女はケチでもなければ、お金に対する強い執着心などもなかったはず。それなのにお賽銭や募金の額にはどうしてあれほどうるさかったのか、今でもよくわからないんです。未練はまったくないですけど、そこについては気になりますね(笑)」  恋愛成就の神社に参拝しても彼女と結ばれることはなかったが、むしろそれでよかったのかもしれない。<TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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