更新日:2023年04月20日 12:24
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鹿児島ラーメンの、アニマル系あっさりスープ+焦がしネギがたまらない/小金太(鹿児島市)

 こんにちは。ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員、麺すすり子です。  今回は、すすり子の里帰り。愛する地元の「鹿児島ラーメン」をご紹介します。  鹿児島ラーメンは、豚骨や鶏ガラベースの少し半濁したスープが特徴です。週末には座敷席で家族そろってラーメンを囲む人が多く見受けられ、東京に比べると、ラーメンを囲む人の時間がゆったりしていて落ち着きます。

早朝まで営業。飲んべえに愛された、繁華街のご当地ラーメン

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1990年創業の「ラーメン小金太」

 すすり子のラブな鹿児島ラーメンが、鹿児島市の繁華街・天文館にある「ラーメン小金太(こきんた)」です。  早速の推しポイントなのですが、夜は翌朝4:00まで営業しているので、鹿児島の焼酎で呑んだくれた後、おいしい鹿児島ラーメンでしっかり〆る贅沢コースが可能です。ラーメンを愛する全呑兵衛さん(すすり子含む)にとって、ありがた~いお心遣いです。
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大根の漬け物を食べながらラーメンを待つのが鹿児島流。

 ラーメンの前にまず、鹿児島ラーメンで絶対はずせないのが、大根のお漬け物です。これをポリポリ食べながらラーメンを待つのが鹿児島スタイル。お店にもよるんですが、小金太のように、漬け物がどんとテーブルに置いてあって、セルフサービスで食べられるお店も多いです。  九州の甘い醤油をちょこっとだけかけて食べるのが“すすり子的たまんねぇ”食べ方です。わたしの中で「漬け物」といえば、ラーメン屋さんのこの味。すすり子が塩味ラブになった所以は「ラーメン屋さんのお漬け物」にあるのでは???と薄々感じているほどです。  そしてついに“ご対麺”。こちらがすすり子オススメの鹿児島ラーメンです!

アニマル感が溢れるあっさりスープがたまらない……

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ラーメン(750円)

 この半濁したスープ!もやし!キクラゲ!アーーー!これです!!!いただきます!!!  …ハァ、落ち着く。  安心しました。安定です。ここに戻って来れば変わらない味が食べられる。まずはホッとしました。  この半濁スープ、見た目以上にあっさりしているんです。店長の北村さんいわく「食べやすい、クセのないスープに仕上げたい」というこのスープ。まさにそんな言葉の具現化です。グイグイっといけちゃう、いきたくなっちゃう。マイルドなアニマル感スープです。鹿児島ラーメンのベースとなる豚骨や鶏ガラはもちろん、魚介やフルーツも使われています。そしてその素材はすべて鹿児島県産!地産地消!ローカル感がめちゃんこイイ!!
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鹿児島ラーメンの決め手は「焦がしネギ」にあり
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ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員。豚骨ベースの鹿児島ラーメンで育ち、18歳で上京してラーメンの幅広さと奥深さに取り憑かれる

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ラーメン小金太
鹿児島県鹿児島市樋之口町11-5

11:30~15:00/18:00~翌4:00
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