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固定電話に出ない、LINEで「休みます」…若手社員にどう諭すのが正解?

新世代の常識② 連絡手段は簡潔・確実なLINEがベスト

 電話嫌いの20代が連絡手段として使うのはもっぱらLINE。そこから、「電話には出なくてもLINEには即レス」「遅刻・欠勤の連絡をLINEで行う」といった新常識が生まれた。だが、これが「始業5分前に『風邪で休みます』とLINEで一言。友達感覚かと思わずムッとしてしまった」(47歳・銀行員)と、年長者をモヤモヤさせる原因にも……。 「LINEやSlackなどを使い慣れている20代にとって、コミュニケーションとは“要点だけを簡潔に伝える”のが常識。『メールは挨拶文なし。いきなり本題から』とあるように、丁寧な挨拶文を交わすのは、冗長で非効率的であり、むしろ相手に対して失礼とすら考えています」(西出氏)  そんな彼らに対しては、「『LINEだと唐突で馴れ馴れしい印象を抱く人もいる。あなたには期待しているから、些細なことで誤解されて評価を下げるのはもったいないよ』など、本人の自尊心とメリットをくすぐる」(平賀氏)諭し方が有効。褒めれば素直に聞き入れてくれるのが彼らの美点だ。

新世代の常識③ メモはスマホで取ったほうが速いし効率的

その新常識はまちがっている! 最後に、世代間ギャップの絶妙な線を突く新常識が「会議や打ち合わせ中にスマホでメモを取る」。「真面目にメモを取っているので注意もできないが、どうもいい気持ちがしない」(43歳・建設)と、何が悪いのか指摘しづらいところにモヤモヤする人は多い。 「目も合わさずに手元に没頭している様子は、心理的に相手を軽視・拒絶している印象を与えてしまう。熱心なのはわかるから、一言断りを入れてくれると好印象だよ、と助言しましょう」(榎本氏) 【榎本博明氏】 心理学者。東京大学心理学科卒。心理学博士。MP人間科学研究所代表。心理学をベースにした企業研修・教育講演などを行う。著書に『「上から目線」の構造』など 【西出ひろ子氏】 マナーコンサルタント。美道家。ウイズの代表取締役会長。人材育成やマナー研修、コンサルティングなどを行う。『気くばりメールはじめました!』など、著書は国内外で90冊以上 【平賀充記氏】 若者の働き方研究家。ツナグ働き方研究所所長。アルバイト・パート採用関連の仕事に従事し、多様な働き方の専門家として活動。著書に『なぜ最近の若者は突然辞めるのか』など <取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/古泉智浩>
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