更新日:2020年04月05日 09:45
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小池都知事、囲み取材で一時マスクを外していたのはなぜ? 精神科医の分析

ヘルメットを被って中継するアナウンサーと同じ心理?

ヘルメット

写真はイメージです

 筆者が以前から気になっていたことだが、地震中継で必ず見かける「アナウンサーがヘルメットを着用しながらリポートをするシーン」。正直、「この演出いる?」といつも思っている。今回春日氏の話しを聞き、小池氏とアナウンサー、一見真逆に思えるふたつの行動も、実は近いものなのではないか? と感じた。 「はい、つまり『臨場感を押し出す』ということですよね。知事はいつレンズを向けられるか分かったもんじゃないから、少なくとも仕事中は常にマスクをして緊張感に満ちているアピールをする。でも取材時には、あえてマスクを外すことによって自分の喋りの本気度やシリアスさをアピールしている。メリハリをつけているわけで、『わざとらしい』という点では、スーツにヘルメット姿のアナウンサーと大同小異では……と言えるかもしれませんね」  小池知事のマスクを外す問題は、計算された演出なのか。だが、たとえそうだとしても、こんな時くらい常にマスクを着けていて欲しいとほとんどの人は思ったのではないだろうか……。<取材/日刊SPA!取材班>
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