ライフ

国内感染者9人で外出制限発令のラオス、帰国した邦人男性に聞く

現在はビジネスホテルで自己隔離生活

ラオスから成田へ運行した臨時便

ラオスから成田へ運行した臨時便

 男性は現在、都内のビジネスホテルで2週間の自己隔離生活を送っているという。 「ホテルは朝食付きで、朝7時にスタッフさんがドアノブに朝食を掛けてくれます。昼・夕食付きではないので、人の少ない時間帯を見計らって徒歩3分ほどの距離にあるコンビニに買い出しに行っています。隔離生活が終わったら関西の実家に帰り、しばらくは在宅勤務をしながら日本で過ごす予定。  個人的にはラオス政府のコロナ対策が上手く食い止められているとは思いませんが、タイなどの周辺国に合わせて対応している…という印象です。しかし、今回の臨時便については大使館とラオス国営航空の対応が、かなり早急に感じました。他国の大使館の動きは分かりませんが、在ラオス日本大使館は相当ご尽力してくださったと思います」  今月3日、茂木敏充外相は新型コロナの各国の国境閉鎖措置などにより、海外で帰国困難の日本人が約4000人いることを明らかにした。その中での今回のラオスの対応は素晴らしいといえるのではないだろうか。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
1
2
おすすめ記事