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人気アニメ「はめふら」のメアリはなぜ臆病な性格を変えられたのか?

人物の影響は悩みになることもある

 人物の影響は、決断を促す原動力だけに限りません。誰かの言動が悲しみや常識になって、自分について悩ませることもあります。その影響が呪縛です。  メアリの母親は侯爵家の後妻でした。しかしその母親が幼いメアリを残して病死してしまいます。そのせいでメアリは前妻の娘である異母姉たちにいびられるようになりました。自分に自信をなくし、臆病な性格になったのは、そのことが原因です。メアリにとって、異母姉の存在は呪縛になっていました。  このように決断できるか、それとも悩み続けるかは、「誰のことを気にしているか?」で決まります。「どうしよう?」と悩んでいる時に、誰かの顔がぱっと浮かんでくると、「こうしよう」と決断できるようになります。  一方、能力や才能あるいは「こうすればうまくいく」といった理屈は、決断には直接関係しません。メアリにはガーデニングの才能がありましたが、カタリナが肯定してくれるまで意味を持ちませんでした。  物語は「人物の影響」と「決断」と「決断がもたらした変化」を端的に描写して、仕事やプライベートで必要な決断力を養うヒントになってくれます。もちろん好みの差はありますが、名作や人気作ほどその傾向が顕著です。  アニメ版の『はめふら』はほぼカタリナの視点だけ描写されていますが、原作小説ではメアリの心情がモノローグでしっかり語られています。彼女がカタリナにどれだけ救われたか、どれだけ感謝しているか、そしてその思いがどれだけ「今までの自分と決別する」という決断の根拠になっているかが、よくわかる内容になっています。アニメしか見ていない方はぜひ原作小説も読んでみてください。 佐々木コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

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