更新日:2021年01月27日 21:26
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東大生は知っている「頭の悪い人がやりがちな残念な習慣」

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。  みなさんは、「頭がいい人」と「頭が悪い人」の違いって、どこにあるかご存じでしょうか? 「地頭だろう!」と思われる方もいるかもしれませんが、実は違います。頭が悪い人は、「頭がいい人は絶対にやらないある習慣」を日常から行っています。それは「考え込む」という習慣です。

「無知であること」に抵抗がない東大生たち

「えっ、考えるって大事なことでしょ?」と思われる人も多いでしょう。そうです。確かに「考えること」自体はとっても大事なこと。しかし、ひと口に「考える」といっても適切な加減があります。「考える」ことはいいことですが、「考え込む」ことはまったくの無駄です。  あまりに長すぎる時間をかけてもダメですし、上手にやらなければ、逆効果となってしまいます。なぜなら「考える」ということは問題を解決するための手段でしかなく、「考える」という行為自体には意味がないからです。 東大 僕の周りの東大生は、みんなこのことをよくわかっており、とても上手に考えます。自分の知っていることを「わからないこと」と「わかっていること」に分けたうえで、「なぜわからないのか」「どうすればわかるのか」に焦点を絞って考えるおかげで、短時間で結論に辿り着くことができます。  そして、「わからない原因」が考えてもわからないものなら、即座に知っている人に聞いたり、本を読んで調べたりします。  東大生が主役のクイズ番組などを見ていると「東大生はいろいろな雑学に精通していて、たくさんのことを知っている」という印象を受けますね。  だから、「いろいろなことを知っている彼らは質問なんて全然しない!」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか? でも、実はそれは大きな間違い。むしろ東大生は質問ばかりして生きている生き物なのです。  たとえば、同級生と普段話していると、質問されることが数多くあります。僕も東大入学後に自己紹介をしたときに「布施川ってどういう字を書くの?」「布施川ってどこの地域に多い苗字なの?」「そもそも布施川って『布施』と『川』なの? どういう名字の成り立ちなんだろう?」などと質問されたのを覚えています。  彼らは何気ない雑談の中にも疑問に思うことがあったなら、それをすぐに質問してきます。「え、それってなに?」「それってどういうこと?」というように、自分がわからない、わかっていないことをさらけだすことに対して、まったく抵抗を感じていないのです。
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「知ったかぶり」はコスパが悪い?
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1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa

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