仕事

テレワークが集中できないのはなぜ? 作業効率を上げる最強ライフハック

「新たなワークスタイル」として広まったテレワーク。Zoom会議や出社日数調整が行われ、我々の職場環境は確かに激変した。しかし、なかには激しい変化で混乱をきたす社員も。快適なテレワーク生活を送るための秘訣は何なのか? 自宅を最強のオフィスに変えるライフハックを提唱する小山龍介氏に話を聞いた。

どんな場所でも快適にテレワークするコツは?

テレワーク地獄

写真はイメージです

 厳しい環境でも、生産性を上げる術はないのか。そこで、小山氏にテレワーク環境の改善テクニックを聞いた。まず指摘するのは、どんな部屋でも生産性を下げてしまう「換気の問題」だ。 「テレワークをする人が軽視しがちなのが、室内の二酸化炭素の濃度なんです。通常、外の空気は400ppmほどですが、6畳のワンルームなどで作業をしっぱなしにすると、すぐ1000ppmを超えてしまう。すると頭痛や眠気、思考力の低下など著しく集中力や作業効率が悪くなります。会社でも会議室でずっと話し込んでいると集中できなくなりますよね? あの環境をテレワークだと、一人でつくり出してしまうのです」  リモートに慣れた人だと「カフェだと仕事がはかどる」という声を聞くが、実は喫茶店は換気をしっかりしているから作業効率が上がるのだとか。 「自室にこもって作業する場合、1時間に一度は空気の入れ替えを意識してみてください」

“自宅ならではの作業”で効率化を図るべし

 次に、姿勢と環境も要注意だ。 「パソコン作業をしていると気になるのが目の疲れですが、それは目から入ってくる情報の多さが原因。それに座りっぱなしだと、血の流れも滞ってしまって体に悪い。例えば部屋の真ん中にこたつを置いて、目の前にはテレビ、床には雑誌や漫画、タブレットが転がっているような状況は、情報過多で最悪。生産性はガタ落ちです。おすすめは、スペースがとりやすいダイニングテーブルを壁際に寄せて、視界をあえて遮る。その上に台を置き、簡易スタンディングデスクとして使うのもいいでしょう」  さらに100円ショップで売っている板などを両サイドに立てれば、より情報が遮断されて集中力が高まるという。 「音声入力の活用もおすすめします。今は高い精度のツールが出ていて、資料作成やメールの返信文面も、実際にライティングするよりも口頭で話した内容を音声入力で書き出してもらうほうが作業効率を高めたりする。音声入力は声に出さないといけないので、オフィス環境だとしづらい作業でしたが、自宅なら気兼ねなくできます。テレワークを充実させるコツは、そういった“自宅ならではの作業”で効率化を図ることですね」  環境の差を嘆く前に、工夫でできる限り快適さを高めたい。
小山龍介

小山龍介氏

【コンセプトクリエイター・小山龍介氏】 ブルームコンセプト代表取締役。ライフハックに関する講演も多い。著書に『在宅HACKS!』(東洋経済新報社)ほか。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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