更新日:2020年12月26日 13:58
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有馬記念予想 プロ3人が注目する本命&穴馬を徹底解説

人気競馬予想家は3強相手に善戦したあの馬を推す

taro

競馬予想家のTARO氏

 最後に登場していただくのはSPA!でお馴染み、競馬予想家のTARO氏だ。レースデータ、馬場状態などを加味しながら予想する王道のスタイルで人気を集めるTARO氏の2020ベスト予想は武蔵野ステークスだ。TARO氏によれば「8番人気の◎エアスピネルは一度の敗戦で人気急落していた。しかし出走馬はアテにならな人気馬が多く波乱度も高いとみて手広く買ったところ見事に高配当が的中。3連複3万馬券+3連単20万馬券を重ねて的中し80万円程度の払い戻しがあった」とのこと。では、注目のレースポイントを聞こう。 「今年の有馬記念は立ち回り勝負になる可能性が高い。逃げが想定されるのはバビットとキセキ。バビットの浜田調教師は『作戦に迷いはない』と逃げを示唆、一方のキセキもジャパンカップではハイペースの逃げを打っているが、スタートに不安がある。どちらが逃げるにしても、余程のハイペースにならない限りは立ち回り優勢が有馬記念の傾向。昨年ハイペースで引っ張ったアエロリットのような中距離のスピード型は不在で、雨の可能性も低い。中山の小回りらしい先行イン有利の展開が予想される」

堅実な成績と舞台適正で導き出した2頭

本命 カレンブーケドール 「昨年の春以来勝ち星からは遠ざかっているが、その間G1での2着が3度を数える堅実な善戦ホース。前走のジャパンカップでは3冠馬3頭にあと一歩まで迫る4着と改めて地力の高さを見せた。今回はジャパンカップで先着を許した3頭が不在。中山向きの器用さがあり、先行イン有利の立ち回り勝負への対応にも不安がない。極端な外枠さえ避ければ有力だろう」 穴馬 バビット 「舞台適性の高さから浮上するのがバビット。小回りの逃げがベストでラジオNIKKEI賞は逃げて上がり最速の圧勝劇。今回と同じ中山のセントライト記念でも、逃げて菊花賞3着のサトノフラッグらを完封した。菊花賞では2番手からの競馬に加えて馬場も向かず惨敗も、着順ほど内容は悪くなかった。有馬記念で再び本来の逃げの手に出られれば粘り込みも。なお、勝負服は緑×黒。『鬼滅の刃』の”炭治郎カラー”でもあり、サイン的にも注目だ」  三者三様の予想となり、非常に面白い結果となった。達人たちの予想と解説を参考に、是非とも馬券を的中させて一足早いお年玉をゲットして欲しい。 <構成/勝SPA!取材班>
SPA!が運営する日刊SPA!内のギャンブル情報サイト「勝SPA!(かちすぱ)」の取材班。Twitter(@kspa_official
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