『進撃の巨人』を読んだ東大生が「世界史を学ぶ最強の教科書」と考える理由
『進撃の巨人』から見る「社会」
いったい『進撃の巨人』のどこが勉強になるのでしょうか? それは作中世界の社会構造にあります。『進撃の巨人』を読むことで、支配と差別について学ぶことができるのです。
原作マンガでは、巻を追うごとに徐々に様々な謎の真相が明らかになってゆくのですが、中盤頃から「エルディア人」と呼ばれる民族と「マーレ人」と呼ばれる民族の争いがメインテーマとなります。
エルディア人は遠い昔に帝国を築き上げ、世界を支配した民族として、1000年単位で時間が過ぎた劇中の時代でさえ、半ば恐れ、半ば軽蔑されています。マーレ人はかつてエルディアに支配されていた民族ですが、いまでは立場が逆転し、エルディア人を厳しく支配する立場にあります。
そして、このマーレによるエルディア人支配の方法が、非常にリアルなのです。
世界史嫌いにこそ読んでほしい理由
著述家、教育ライター。 一般財団法人「ドラゴン桜財団」評議員。 1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を編み出し、一浪の末東大合格を果たす。著書に最小コストで結果を出すノウハウを体系化した『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』など。株式会社カルペ・ディエムにて、お金と時間をかけない「省エネスタイルの勉強法」などを伝える。MENSA会員。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
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