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“共通テスト鼻マスク受験者”は「即失格が当然」と東大生が考える理由

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

「鼻マスク受験者」の失格は妥当

大学入試

※写真はイメージです(以下同)

「共通テスト会場でマスクをルール通りに着用しなかった受験生が強制退去を食らった」というニュースが連日、報道されています。  1月16、17日に行われた共通テストにて、40代の受験者が「鼻を出してマスクを着用している」と6回注意を受けた挙句、不正行為と認定を受け、試験失格処分になったのです。この受験生は処分を不服としてトイレに立てこもり、警察が出動する事態にまでなりました。 「このコロナ禍に人が密集する試験会場で、マスクを鼻出しで着用するなんて!」と思われた方も多いと思います。しかし、その一方で「たかがマスクの着用法ひとつで受験資格はく奪はやりすぎだ」という意見も見られました。  僕はこの処分に対して「受験資格を失って当然である」と考えています。おそらく他の東大生たちに聞いても意見はおおむね一致するのではないのかなと思います。  なぜなら僕を含めた東大生たちは、全員この共通テストの前身にあたるセンター試験を受けていますので、そのルールの厳しさは身に染みて分かっているからです。 「たかがマスク」がいったいどうして「即失格」につながるのか? 今日はこれについてお伝えしたいと思います。

テストに厳しい掟が存在する

 センター試験から変わらないことですが、共通テストでもルールは絶対です。  学校の先生たちは1月初旬になると、受験生たちに向かって「ある話」を必ずするようになります。それは「文字の書いた服を試験会場には絶対に着ていくな」という話です。  共通テストやセンター試験では徹底したカンニング対策が取られています。その一例として、文字が印刷された服を着て受験会場に行くと、「不正行為」として認定されてしまう危険性があるのです。  これは実際に大学入試センターが公開している「受験上の注意」という冊子の11ページ目に規則として明記されています。
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「受験上の注意」に該当する行為
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