カーライフ

FCVはEVより断然イイ!でも乗用車としての未来はない

新型MIRAIはカーマニアを虜にする

MIRAI そう思いながら新型MIRAIに乗ったのですが、その乗り味のまろやかさに、カーマニアとしてノックアウトされてしまいました。  FCVは、水素タンクの水素と空気中の酸素を反応させて電気を起こし、それで走る。つまり形を変えたEVだが、バッテリーEVとは明らかにフィーリングが違う。  普通のEVは、アクセルを踏んだ瞬間にドカンと加速する。タメとか余韻みたいなものはゼロに近い。それがEVの楽しさでもあるわけだが、内燃エンジン車に慣れ親しんだ者としては、電気スイッチみたいなその感覚に徐々に嫌気を覚え始めていた。

内燃エンジンのような乗り心地

MIRAI ところがFCVは違う。アクセルを踏むと水素タンクから水素が送り込まれ、空気中の酸素と反応させて電気を起こし、それでモーターを回して加速するので、そこには内燃エンジンみたいな微妙な反応の遅れや、ターボみたいな盛り上がりがある! しかもアクセルを深く踏み込むと、あれは燃料電池が空気を吸い込む音でしょうかねえ、「シュワァ~~~ッ!」みたいな音がして、まるで大パワーのガソリン車みたい。オレはEVより断然こっちが好きだ!
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燃料電池車には未来がある!これでいいのだ!
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