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子供がオミクロン株に感染。症状は軽いが隔離生活は想像以上にツラかった

検査の結果が出るまでにできること

 翌朝、無事に医師会でのPCR検査を兄弟揃って予約。PCR検査自体は、ものの数分で終了した。拍子抜けするほどスムーズだった。ここで、医師会から一枚の紙をペラリともらってきた。
オミクロン

いらすとやさんのイラスト入りのプリント。「濃厚接触者に(中略)思い当たる方がいらっしゃる場合、連絡等注意を促してください」と記載

 検査結果が出るまでの間に、兄弟のスケジュールを振り返り、数日の行動を確認。学校や習い事など、陽性だった場合に周知すべき箇所をピックアップしておいた。

やっぱり陽性、オミクロン株の症状は?

 検査翌日の昼、小児科から検査結果の電話を受ける。医師の「まず、弟くんの結果から先に言いますね」という一言で、すべてを察知した。  結果、長男は陽性、次男は陰性。感染力が高いとはいえ、日夜同じ行動をし、ペットボトルの回し飲みなどをしていてもなお、罹る人と罹らない人がいるらしい。  オミクロン株は従来株と比べ、平均潜伏期間が短く、症状が軽いと報道されている。我が家の長男の症状としては、1日弱のとっても短い発熱のみ。一時は38.9度まで上がったものの、以後は投薬なしで解熱している。咳や喉痛などもなく、味覚も正常とは本人談。  正直なところ「濃厚接触者になるかも」との連絡がなければ、コロナだと疑わなかったと思う。親の実感としては、「インフルエンザのほうがツラそう」という感じだ。ちなみに長男発症から5日経った現在で、残りの家族に症状は出ていない。
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自分の子供がコロナになったら……
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1985年、埼玉県生まれ。編集プロダクション勤務を経て、フリーランスのライター/編集者に。プライベートでは3人の男児を育てている。趣味は家事をしながらの片手間読書、年間200冊くらいサクサク読みたいところ。

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