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東大生が感動した「『頭のいい人の考え方』が簡単に身につく本」ベスト3

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

「頭がいい」とはどういうこと?

東大 突然ですが、皆さんに質問です。「頭のよさ」ってどうやって決まるものだと思いますか? 「生まれつきのものだよ」と思っている人も多いかもしれません。確かに抽象的な思考や情報処理の能力については先天的に遺伝で決まってしまう部分も多くあるといわれています。  一瞬で3桁×3桁の掛け算を暗算したり、1か月も前の出来事をスラスラと思い出せたり、こういった能力を目の前で見せられると「なんて頭がいいんだ!」って思っちゃいますよね。  ですが、「頭のよさ」とはそれだけではありません。むしろ僕には計算の能力や暗記の能力などよりも、「頭の回転の速さ」のほうが「頭がいい」というイメージにマッチするように感じます。

できる人をパクることで最速で成果が出る

 そして、実は「頭の回転の速さ」はトレーニングで鍛えることができます。最初は足が遅くてもトレーニング次第である程度、速く走ることができるように、「頭のいい人の考え方」を繰り返し練習することで、思考の速度を上げることができるのです。  ここで大事なのは、自分オリジナルの考え方に固執しないこと。そうではなくて、考えることがうまい人たちの考え方をそのままパクってしまいましょう。頭のいい人たちの方法をマネすることで、「頭のいい人の考え方」を身に着けることができるのです。  今回は「頭のいい人たちの考え方」が学べる本を3冊ご紹介します!
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思考方法を「技術」として捉え直す
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