岸田内閣の運命は、後継の日銀総裁人事で決まる/倉山満
―[言論ストロングスタイル]―
本欄で何回言ったかわからないが、復習しよう。安倍内閣無敵の方程式は、「日銀が金融緩和をする→株価が上がる→支持率が上がる→選挙に勝てる→誰も引きずり降ろせない」だ。結果、安倍晋三元首相は憲政史上最長政権を築いた。
アベノミクスの中核である金融緩和の破壊力はいかほどか。コロナ禍で強烈なデフレ圧力がかかっているのに、リーマン・ショックのような地獄絵図にならなかった。そしてウクライナ危機からは資源高で、インフレ傾向に転じている。
簡単な経済の原理だが、モノの値段が上がり、会社の売り上げが上がらなければ、給料は上がらない。10年も金融緩和を続けて効果が無かっただのなんだの言われたが、あと一歩だ。ここで金融緩和を止めれば、デフレに戻って元の木阿弥。皆の給料が上がるまで、今が正念場だ。
金融緩和の効果を減殺する「消費増税」
次期日銀総裁は若田部昌澄副総裁の昇格、一択だ
皇室史家。憲政史研究家。1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『噓だらけの日本近世史』が2月28日より発売
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『噓だらけの日本近世史』 通説を覆す「嘘だらけ」シリーズ日本史編、待望の第三弾。
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