仕事

25歳・松葉ガニ漁師の月給は250万円。出勤日数は月に「たった9日」なのに、稼げる理由

しんどい。でも稼げます

賃上げバブル職業案内 とはいえ、波の高い冬の日本海での仕事は苛酷だ。 「寒い上に海水をかぶるし、しんどい。でも稼げます。漁場に着けば朝まで仕事だけど、一日置きなので休める時間もけっこう多い。つらいのはスマホの電波が入らないことくらいです」  海の男が体を張って稼いだお金は、母親の治療費を賄っても余りある。 「実家に30万円の血統書付きのトイプードルを贈ったり、正月には東京に2泊3日で家族旅行もしました。移動はすべてタクシーで、旅費の総額は100万円ほど。途中、上京している地元の友人とクラブで遊び、一晩で30万円使った。焼き肉に行くにしても食べ放題の安い店一択でしたが、今は但馬牛のシャトーブリアンばかり食べてます(笑)」  稼ぎっぷりと使いっぷりのよさに、令和バブルを感じた。

関さんのBEFORE⇒AFTER

●月給70万1200円 ↓ ●月給249万8400円(257%UP!) 当たり額277万6000円(見習いなので×0.9) 職能給ナシ 出勤日数9日 ※漁師の給料は、水揚げを船員の頭数で等分した「当たり額」となる 取材・文/週刊SPA!編集部 ※3月12日発売の週刊SPA!特集「賃上げバブル職業案内」より
1
2
週刊SPA!3/19・26合併号(3/12発売)

表紙の人/ 川栄李奈

サブスク「MySPA!」なら発売日の1日前からすぐ読める!
プランの詳細はこちらから
おすすめ記事