更新日:2024年05月22日 23:28
ライフ

18歳で人気ホスト、有名イベントサークル設立…“リア充”を極めた大学生、意外なその後

「センス」で片づけず、すごい人を真似し続ける

 現在では営業代行業から人材紹介業にシフトし、さらなる経営拡大に邁進している。学生時代から卒業後も成果を残し続ける秘訣を本人は「何事も“センス”で片づけないこと」だと分析する。 「うまくいかない人は、何事も『自分はセンスがないから』っていうんですよ。でも、これって言い訳。センスは時間をかけて紐解けば、意外と要素を分解できるし、再現可能です。僕の場合、新しい業界に飛び込んだら、そこで一番成果を出している人の発言、考え方、手帳の取り方まで全部を徹底的に真似します。たとえば、ホスト時代はナンバーワンの先輩に頼み込んで、その人の家に住み着きましたし、営業中には先輩のスーツのポケットにボイスレコーダーを入れさせてもらって、『その人がどうやって女の子を口説いているのか』『どうやって喜ばせているのか』を録音し、仕事終わりにその内容を聞き直していました。時間をかけて努力しさえすれば、センスは作れるし、成果は出せます」  華やかな舞台を降りてからも活躍を続けた裏には地味で粘り強い努力があったようだ。
1
2
3
おすすめ記事