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生活保護を断られて駆け込んだ…ド底辺熟女AV嬢の悲哀

景気回復がいまだに実現しない昨今、世の中の企業はさまざまな工夫をこらして“儲けが出るビジネスモデル”を考え出している。その仕組みに思わず納得してしまうものもあれば、一方で、「知らないほうがよかった……」と後悔してしまうものだってある。各業界をよく知る人物たちへの徹底取材をもとに、そんな知られざる“儲けのカラクリ”に迫った!

◆AV女優のギャラ、乱交パーティの値段の仕組み……エロの価格の実態

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※イメージです

 夜の“オカズ”に欠かせぬアダルトビデオも、近頃はネット上で、簡単に無料動画が手に入り「縮小傾向にある」と話すのは、業界通の作家・中村淳彦氏。制作費や女優のギャラも値崩れしていると明かす。

「一般的なSEX2回、疑似1回のワンセットで、単体女優のギャラは最高で400万円だった時期もありますが、今は100万円程度まで下がりました。プロダクションにマージンを取られるので、女優の手元には一般職程度の給料しか残らないこともあります」

 女優の8割を占める企画系女優のギャラは一本4、5万円程度で、一般職と兼業のコも多いとか。

「一番手堅いのは主演で企画物にも出れる企画単体女優です。月収200万円以上稼ぐコもいます」

 また、近年流行りの「芸能人女優」だとギャラは数千万円まで跳ね上がるが、同じくブームの“熟女モノ”になると状況は一変する。

「生活保護を断られて飛び込んでくる50~60代以上もいて、3万円以下の手取りで『今日は豚肉が食べられる!』と涙する光景も目の当たりにしました……」

 AV以外にも多くのエロ産業があるが、最近、摘発報道が増えている“乱交パーティ”の参加費のカラクリを、趣味で乱交パーティを主催するT氏に聞いた。

「乱交パーティの形態は2つあります。一つは業者が主催するもので、参加費は男性一人で3万円程度。もう一つはマニアの主催者が開催する『趣味』のもので、こちらは1万円程度です」

 趣味で開催していても多少の儲けが出ても、悩みもあるとか。

「会場のハプニングバーやホテルを貸し切って5万円、その他備品や飲食代を合わせて8万円程度で開けます。参加人数によっては、10万円近い利益が出ることもあります。私は趣味として開催してますが、主催者として辛いのは、ほかの参加者にしてもらえないブスの相手をしなければならないときです……。多少儲かってもそっちの心労が大きいです(苦笑)」

【中村淳彦氏】
’72年、東京都生まれ。著書に『名前のない女たち』(宝島社新書)など、AV女優や性産業の実情に迫るルポをメインに執筆する

取材・文/SPA!原価のカラクリ調査班
― 消費者が知らない[原価のカラクリ]【7】 ―

名前のない女たち

女性たちの生と性を徹底的にリアルに描いたノンフィクション




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