更新日:2017年11月27日 20:05

ラ フェラーリとメルセデス6×6は「最強vs最強の六本木帝王争い」

 今回で9回目を数える、清水草一×渡辺敏史両氏による自動車放談。愛すべきクルマバカの2人が2014年自動車業界の上半期を振り返り、下半期を占う! 【2014年 年央自動車放談・後編】 ●清水草一(自動車ライター)× 渡辺敏史(自動車ライター) ⇒【前編】『塩村文夏都議に見捨てられた自動車業界の今は?』はコチラ ――では、下半期の注目新車は?
メルセデス・ベンツCクラス

<7月11日>メルセデス・ベンツCクラス/410万4000円~1116万円

清水:破壊力があるのがないね。 渡辺:下半期はメルセデスのCとかデミオとか、まじめなクルマの話が多くなると思う。カー・オブ・ザ・イヤーはBMWi3とCとデミオの三つ巴らしいですね。 清水:我が方にはマツダがある! 渡辺:そうなんですよ。いままでだったら絶望的な気持ちにさせられたけど、日本にはマツダというリーサルウェポンがある。先日ドイツに行ったんですけど、アテンザがバンバン走ってて完全にブレイクしてます。VWパサートを筆頭にライバルが目白押しのなか、あれだけ売れているのは仰天といってもいいくらい。アクセラはこれからでしょうけど、たぶんこれもイケます。来年の今ごろドイツに行くと、岡崎でも内田でもなくマツダってことになってる。
マツダ・デミオ

<9月>マツダ・デミオ

清水:日本代表の仇はマツダが討ってくれてるんだね! ――ラ フェラーリ(世界限定499台)日本第1号車がそろそろ上陸してもいいころですよね。 清水:ヨーロッパではすでに中古車が出てて、新車価格1億6000万のところ、3億で売れたらしいよ。 渡辺:スーパーカーでは、ランボルギーニ・ウラカン、ポルシェ918スパイダー、BMWi8とかも日本に入ってきますよ。拝める機会がありそうですね。
ランボルギーニ・ウラカンLP610-4

ランボルギーニ・ウラカンLP610-4/2970万円

BMW i8

BMW i8/1917万円

清水:とにかく自動車業界の下半期は、来年の大爆発への助走期間なんだよ。そして注目は、ラ フェラーリとメルセデス6×6が、いつ六本木けやき坂通りで見られるかだ。最強vs最強の六本木帝王争い。けやき坂で竜虎相打つわけだ! 渡辺:カメラを持って六本木に集合ですね。 清水:けやき坂で張ってれば、ヤツらは必ず現れる! でも6×6ってヒルズの駐車場に入れるかね? 渡辺:ラ フェラーリのアゴのほうが心配ですけどね。 清水:この2台を同時に見ることができれば、それはまさに日本大復活への吉兆だよ。俺がずっと言い続けている、中国のGDPを抜き返す射程圏に入ってくるよ! 渡辺:GDPに比べたら超せこい話ですけど、下半期の具体的アドバイスをするとしたら、軽自動車を買っとけ!ですよ。来年4月から軽自動車税が年3600円上がりますから。 清水:実に的確なアドバイスだね! 渡辺:高給取りの塩村都議には鼻で笑われそうですけど、軽自動車ユーザーにとって年3600円は大変な金額ですから。 【2014年下半期 新車発売スケジュール予想】 <8月>トヨタ・ランドクルーザー70 <9月>マツダ・デミオ <10月>レクサスRC/ホンダ・ストリーム/スバル・レガシィ <11月>ホンダ・レジェンド/プジョー308/シトロエンC4ピカソ <12月>ホンダ・ステップワゴン/ダイハツ・ムーブ/スズキ・アルト VWパサート/VW e-up!/ポルシェ・マカン 文/コンコルド足立 写真/Ferrari Mercedes-Benz LEXUS MAZDA PEUGEOT PORSCHE BMW LAMBORGHINI
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