ニュース

「魚民」のもつ鍋に1000匹の虫…飲食店の呆れた異物混入トラブル。ネジ、髪の毛、腐った野菜etc.

大量の虫がもつ鍋に浮かび炎上した魚民

もつ鍋

魚民のお陰でもつ鍋のイメージも悪くなる……という声も飲食業界からは聞こえてくる※写真はイメージ

 居酒屋チェーン、魚民の赤羽店が大量の虫が混入したもつ鍋を提供したとして大炎上した。  事の発端は注文したもつ鍋に大量の虫が混入していたというツイートが瞬く間に拡散され、その後、店側の対応のまずさもあってさらに炎上が続いたというわけだ。  こうした飲食店の虫や異物の混入トラブルはなぜ起こってしまうのだろうか。都内で5店舗の居酒屋を経営する男性に話を聞いた。 「髪の毛が入っていたとか、小さな虫が一匹入っていたというトラブルは飲食店にはつきもの。だけど、あの数の虫が入っていたなんて、まず考えられない。単純に従業員の意識が低いだけです。  こんなのちょっと注意すれば絶対に防げること。いや、注意というレベルじゃないな、野菜を洗えばすんだ話。と、いうことはだよ、野菜洗ってなかったんだよ、あの店は。あり得ないよな」  と、自分の店ではないにもかかわらず、かなりご立腹である。

思いもよらない“風評被害”

 また、こうしたことが話題になると、思いもよらない“風評被害”が起きてしまうこともあるのだとか。 「こういうことが起こると、お客さんから言われるんだよ、『虫、大丈夫ですか?』とか。ああいう連中と一緒にされたくないし、冗談でも言われて気持ちがいいもんじゃない」  十把一絡げというワケではないが、同じ飲食業界という括りで煽りを喰らったら、それはもうたまったものではない。
次のページ
異物混入トラブルは他にも……
1
2
3
日刊SPA!編集。SPA!本誌では谷繁元信氏が中日ドラゴンズ監督時代に連載した『俺の職場に天才はいらない』、サッカー小野伸二氏の連載『小野伸二40歳「好きなことで生きてきた~信念のつくり方~』、大谷翔平選手初の書籍となった『大谷翔平二刀流 その軌跡と挑戦』など数多くのスポーツ選手の取材や記事を担当。他にもグルメ、公営競技の記事を取材、担当している

記事一覧へ
おすすめ記事