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俺の夜

震災後、観光客の激減に喘いできた北関東温泉街にも復興の息吹【前編】

夜遊び復興”と称しては、被災した宮城&福島で野球観戦からの夜の街参戦という“男のゴールデンコース”を堪能していた先輩記者・苫米地。「ヤクルトが勝った夜に、スナックでお姉ちゃんに歌ってもらう“越冬つばめ”は最高だよ~」と下品な笑みを浮かべる燕党の彼を見て、「それなら俺だって夜遊び復興」と密かに取材候補を物色していたスギナミ。「建設作業員、ボランティア、自衛隊員。県外のお客が多くて都市部はかつてない繁忙期を迎えている」(苫米地談)とのことなので、向かうエリアは観光地。震災直後に観光客が激減したといわれる、栃木県・鬼怒川温泉に狙いを定めた。

宴会パックで攻める男のぶらり温泉旅

記者が利用した「シースルーコンパニオンプラン」(120分 1万8000円)。宴会パックの旅館は多いので探してみてほしい

「男の温泉旅行に『じゃ○ん』は不要!」とばかりに、ネットの検索エンジンには「鬼怒川 コンパニオン」と入力。宿の手配と同時に夕食時の温泉芸者(120分)も手配できる“コンパニオンパック”を選択。温泉街の夜は早いため、まったりコース料理に舌鼓を打っている余裕なんてないのだ。

 北千住から特急「きぬ」で北上すること1時間半。鬼怒川温泉駅に到着した僕と夜遊び仲間のS氏。大型観光ホテルを横目に歩くこと10分。手配済みの温泉旅館「K」に到着したのは午後4時を回ったあたり。夕食が始まる時間まで、まずは温泉で体を清めることに。
 大浴場にはすでにテカテカとした笑みを浮かべるオヤジ団体客がちらほら。この手のピンク宴会パック付きの旅館に“通常の温泉客”は皆無に等しい。この「居合わせた男どもがみんなコンパニオンとの酒池肉林が目的」というシチュエーション。韓国やマカオではメジャーな“サウナ滞在型ソープランド”で味わうような共闘感(ちょっぴり嫌悪感)を抱きつつ、部屋で決戦の時を待つことになった。

 午後6時半。夕食の膳がテーブルいっぱいに並べられる頃、白スーツ&ミニスカ姿のコンパニオン2人が登場。部屋の扉を閉めるなり、「失礼しま~す♡」とやおらスーツを脱ぎ捨て、シースルーのランジェリーに生着替え。股間のボルテージは早くも最高潮だ。

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東京から約2時間。台風の影響もあり駅前は閑散としていた……

駅前には15軒ほどのスナックが点在している。フィリピン人ホステスが多いのも特徴のひとつだ


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震災後、観光客の激減に喘いできた北関東温泉街にも復興の息吹【後編】

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スナックは深夜まで延長♪足に根を生やして飲める

 急ピッチで酒をあおり、野球拳、ツイスターと定番の宴会ゲームを満喫していると、あっという間に時間が過ぎる。

「延長どうですか? いま、お客さんが少ないから特別に半額でやってるんですよ」
 聞けば客足の鈍る震災後の対策に、延長料金の割引は当たり前。延長してもらうために、サービスも増量中だという。

 酒と色に溺れたいのはヤマヤマだったが、誌面をご覧のとおり、宴会中の写真撮影を固く禁じられたこともあり断念。湯上り後の宴会遊びで火照った体をクールダウンするには、スナックではしご酒&ねっとりトークが最適……ってなわけで、浴衣を脱ぎ、駅前のスナックを目指すことに。

 一軒目のスナック「R」は60代のママとその娘が切り盛り。アルバイトレディのフィリピン人女性が「早く! ヤラせろよ、オマエ」と暴走するのを母娘がたしなめるという図式がウリのお店だ。

「ここら辺のお店は6月まで開店休業状態が続いてね。だいぶ観光のお客さんも戻ってきたけど、まだまだ少ないの。でね、そんな鬼怒川の窮地を聞いた県内のお客さんが、『ママ、今年いっぱいは宇都宮いかないでこっち来るから』って足を運んでくれるのよ。だから今は営業時間を延長してるの」

 鬼怒川の力強い渓流音と同じく、どの業態も震災不況の窮地をサービス精神旺盛で巻き返そうと頑張っているのだ。

母娘が経営するスナック「R」にて。娘のミキさん(推定40代半ば)と「別れても好きな人」を熱唱

◆スギナミ記者の陶酔
湯あたり気味に酒と色を堪能する夜遊び復興プラン

美熟女AV女優だらけのキャバクラ

AVキャバクラシリーズ最終章!?
妖艶な美熟女たちと戯れる官能の夜

 電力不足に喘ぐ今夏、東京の繁華街から煌びやかなネオンと空調が失われて久しい。そのかわりに戻ってきたのが街ゆく女たちの汗と肌の匂い。現代人の間で高まるデオドラント信仰の弊害か、TVドラマや映画で、“汗だく”のシーンをなかなか見られないことに一抹の寂しさを感じていたスギナミだが、その鬱憤を晴らしてくれるのが人妻・熟女系のAV作品。田舎の古家屋。風鈴が鳴る和室で色黒&ランニングシャツの間男とまぐわう不貞妻の乱れる髪は額にベッタリとはりつき、画面のこちら側まで“淫臭”が伝わってきそうで気分が高揚するのだ。

 そんな匂いの源泉をもっと近くで感じたい――冷房の壊れた自宅で作品を観賞後、暑さで沸騰する脳をクールダウンすべく、昨秋オープンした「熟女AV女優だらけのキャバクラ」へと向かった。

セクシー美熟女がエッチ話を完全解禁

 赤ら顔のサラリーマンでごった返す新橋駅から歩いて5分。お目当ての店「SHUNGA」を発見。

 これまで「俺の夜」でもたびたび取材し、活況を呈している夜遊びの新ジャンル、AVキャバクラ。「企画女優だらけの店」「AV嬢といちゃいちゃできる店」とその裾野は広がる一方だが、“熟女専門のお店”はありそうでなかった。「AVキャバ最後の関門」であることを意識しながら、重厚なドアを開けて入店した。

 席に着いたのは日本人離れしたダイナマイトボディが魅力の浅倉彩音さん(38歳)とAV黄金時代の’80年代にデビューした加山なつこさん(40歳)のお二人。熟女フェロモンの定番・強烈な香水臭に、早くも脳ミソが揺さぶられる。

浅倉彩音&加山なつこ

「エッチな話は大好物。一緒に愉しみましょ♪!」
朝倉彩音(38)写真右

「年下の男のコは骨抜きにする自信があります!」
加山なつこ(40) 写真左

 それにしても姐さま方。AVで見るのとお店でじかに会うのとでは印象がかなり違う。こんなにゴージャスな方たちだっけ?

「アッハッハ。そりゃギャップはあるわよ。だってAVじゃ母親とか主婦の役ばっかりで、装飾品もつけずに地味な服装をしてることが多いんだから。あっ、でも安心して。カラミのシーンはウソのない本当の艶技だから♥)」]

 そう言って「ほら、この写真」と主演作『聖母・彩音』のパッケージを見せつつ説明する彩音さん。

⇒後編「特大パイオツに挟まれてエロの肉弾接待をマン喫!」へ続く

アダルトDVD出演作品

ボトルを入れたプレゼントに、キャストが出演しているアダルトDVDが用意されている。現場のウラ話などを聞けば確実に盛り上がる


⇒後編「特大パイオツに挟まれてエロの肉弾接待をマン喫!」へ続く

撮影/石川真魚 協力/猪口貴裕

美熟女AV女優だらけのキャバクラ【後編】

←前編へ  あらためて店内を見渡してみると、格調の高そうな内装とは裏腹に、笑い声の絶えないアットホームで明るい雰囲気。以前、取材でお邪魔した「高級熟女キャバクラ」で味わった“男女の密会感”を想像していただけに、このノリは […]

東洋の真珠・マニラでおアツい夜を満喫

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