熊本、福島、長野のキャバ嬢はエロい!? 現役ナンパ師の“夜の地方遠征”に密着
昨今、ネット界隈ではさまざまなナンパ術が拡散されているが、なかには眉唾なものもある。というわけで、SPA!取材班は実力派の現役ナンパ師5人に密着取材を敢行。彼らの1週間にベタ着きすることで驚くべき必勝テクが浮き彫りになった。ここでは、「地方ナンパ」を得意とする中川竜一さん(仮名・29歳)のナンパ術を紹介しよう。
【ターゲット】地元のキャバ嬢、ネイリスト
【狙い目の時間帯】週末の26時~
【スポット】早朝まで営業しているバー
「地方ナンパは顔も肩書もまったく関係なく勝負ができるんです」
そう語る中川さんは毎月、地方遠征を行うほどのナンパ好き。密着初日の火曜、新宿で美女と腕組みデートをしている現場に遭遇。本人を直撃した。
「彼女は僕と同じ長野出身のネイリスト。平日は婚活アプリやmixiで同郷の女性を探してアポっています。最強なのはmixiの『ネイルコミュ』。薄給で転職者も多い業界のため、暇なネイリストがめちゃ釣れる。『男だけどネイル勉強してます』、『彼女がネイリスト』とか言えば、すぐに親しくなれます。ちなみに過去、とりわけ簡単にヤれたのが、熊本と福島と長野の女。3県ともノリが抜群で、特に熊本県のキャバ嬢は朝方までしこたま飲んだ後、熊本城でフェラしてくれました(笑)。全国でナンパしましたが、この3県は鉄板です」
そして迎えた地方遠征の当日。目的地は中川氏の地元、長野。JR長野駅に到着すると、駅前の不動産に直行。
「地元のナイトスポットを集めるなら、地元に密着した不動産屋か老舗の定食屋で聞くのがベスト」
そう言うと、中川さんは中年の店員に「4月から転勤するかもしれないんですが」と一言。もちろんデタラメだが、さらに「このあたりで繁華街ってどこです?」、「朝までやってる店知りません?」と質問までし始めた。すると店員は、「この辺なら権堂にある『バーG』は朝まで開いてるかな」と饒舌にしゃべりだした。
「やはり地方の不動産屋は退屈しているので、地元の話題を振れば喜んで情報提供してくれるんです」
時刻は深夜26時。不動産屋に教えてもらった「バーG」に向かう。入店すると、今回の標的である、仕事終わりで暇そうなキャバ嬢が。
「地方ナンパでは『高校中退大卒』、『元ゲイバー勤務』、『地元配属記者』を装います」
まずはキャバ嬢と普通の会話をしていた中川さんだが、突如「俺、高校中退なんだ」と切り出す。すると、「え、私も!? てか、何で(中退になったの)?」と彼女の目が輝く。「詳しくは言えないけど、大検取って今はマスコミ勤務。今度長野に転勤なんだ」と言うと、ポケットから「これ会社支給」と極普通のガラケーを出す。
「今さら? ウチの親父かよ」
と、爆笑するキャバ嬢。さらに地方には珍しいゲイバーで都会アピールすると、2時間後にはイイ感じに。「今から宅飲みしない?」と、中川さんが誘うとキャバ嬢は頷き、ホテルに向かったのだった。
<攻略3か条>
・週末は熊本、福島、長野に突撃
・不動産屋で夜の街の情報を収集
・「高校中退の大卒者」を名乗れ
●地方ナンパ師・中川竜一さん(仮名)
一般企業に勤めながら週末はナンパ遠征を行っている黒ぶち眼鏡とぽっちゃり体型が印象的な20代後半。体験人数100人超。ナンパで月45万円使ったことも
1/27発売の週刊SPA!に掲載されている特集『密着ルポでわかった[ナンパ師の最新手口]公開します』では、上記のような密着ルポをほかにも掲載。「地方ナンパ」以外にも、「営業中ナンパ」「ストリートナンパ」「クラブナンパ」「合コンナンパ」「美女専門ナンパ」など、各ジャンルのナンパ事情を徹底取材している。本誌記者もこの「最新手口」を駆使してナンパにガチンコ挑戦してみたが……その結果はぜひ本誌でご確認あれ。 <取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>
夜働く嬢たちが仕事後に集う地元バーはチャンスの宝庫
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