恋愛・結婚

今までとは違う自分を! 40代オジサンがスポーツバーで女性に声をかけてみた

肉体的には下り坂、精神的にも社会的立場が固まり、周りの目が気になる40男にとって、新たな挑戦をするのは簡単なことではない。秘めた夢を叶えるためのラストチャンスに挑んだ

束の間のナンパ師気分は思ったよりも刺激的!

「簡単に成功したら苦労しないわ……」と斜に構えつつも、ナンパ記事を熟読している筆者の夢は、定番スポットへの挑戦。果たしてオッサンでもナンパできるのか!?
年齢層も幅広く、女性比率も高いスポーツバー。自然に話しかけるチャンスは多い

年齢層も幅広く、女性比率も高いスポーツバー。自然に話しかけるチャンスは多い

「モテない男のナンパ塾&婚活塾」主宰の藤田サトシ氏に話を聞いた。 「定番スポットでの声かけのコツは“風林火山”です。ジロジロ見ると反応が微妙になるので、相手選びは『徐かなること林の如し』に徹する。そして、一人になった瞬間に近づき、『疾きこと風の如く』となるのです」  気をつけたいのは先に自己紹介や名刺交換をして「侵掠すること林の如し」にならないこと。誘える場面に到来するまでは「火」でいなくてはいけないのだ。 「『火』とは声をかける直前に笑顔になって、『オマエは俺の彼女だ』といった自己暗示を入れること。NOという言葉を誘発させてしまうリスクがあるので、質問はNG。年齢もこちらが上なので、こびへつらう態度では、たいした男じゃないという査定が下ります。話し方は上から目線が一番効果的なのです。そして、漫才の“ツカミ”と同じで、サプライズや女性がツッコミやすいアイテムを身につけておくこと。ナンパは出会いがしら7秒以内に決着がつきます」
今回は10年ほど前に買ったユニフォームを最初の“ツカミ”として用意した

今回は10年ほど前に買ったユニフォームを最初の“ツカミ”として用意した

 というわけで、筆者が向かったのはスポーツバー。この日はサッカーの国際試合が行われていたので、背後から女子に近づき、目の前でユニフォームを取り出して「一緒に応援しよ!」と声をかける作戦に出た。  しかし、店内が混雑していることもあり、簡単にはお目当てのコに近づけず。体力の問題で筆者の「風速」も次第に落ちていく……。  ところが、声かけ5人目で「それだいぶ前のユニフォームですね。いつのですか?」との反応が! 試合は終盤にさしかかっていたが、一緒に応援することができた。  その後、SNSで繋がることにも成功。束の間のナンパ師気分は想像以上に刺激的だった。 ●お手軽度とコスパはイマイチも満足度は高い ― 40男が[秘めた夢]に挑戦してみた ―
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