桜井あゆ引退インタビュー「AV業界ってドロドロしてない」
2013年にAVデビューして以来、出演作は700本以上! 2015年2月にミリオンガールズZのメンバーに抜擢され、5月よりミリオン専属となった桜井あゆさんが今年3月に引退をする。引退を決意するまでの理由、引退後の生活などを聞いた。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1060249
――3月3日に引退されるとのことですが、引退を決意したきっかけは何だったのですか?
桜井あゆさん:実は3年間で引退すると、デビューする前から決めていたんです。小学校のころから芸能界に行きたくてオーディション受けたりしていたのですが、思うところがあって芸能界の夢は諦めたんです。でも恵比寿マスカッツなど、セクシー女優さんたちがアイドル活動をしているのを見て、「セクシー女優でもテレビに出れるんだ」と思って。そんな頃にAVに出てみないかと声をかけられて、まずは「AV業界で3年間頑張ろう」と決意しました。
――なぜ「3年」という区切りに?
桜井あゆさん:学校に行くような感覚ですね(笑)。短すぎず長すぎず。もし3年頑張っても芸能界にいけなかったら、それが実力なんだと自分のなかで諦めがつくと思ったんです。
――1年前から引退を公表して、残すところあとわずかになりました。
桜井あゆさん:そうですね。DVDのセル店では「桜井あゆコーナー」を作っていただいたり、事務所やメーカーさんで毎週のようにイベントを開催したりと、引退に向かってみんなが盛り上げてくれています。これほどの盛り上げ方はこの業界でも今までになかったくらいで素直に嬉しいし、残りのイベントもみんなと楽しく過ごしていこうという気持ちが強いですね。関係者やファンのみんなのためにも、今、最後やれることをやり尽くしたいと思います。
――「ミリオンガールズZ」というユニットを組んでアイドル活動も精力的に行ってきたと思いますが、そちらはいかがですか?
桜井あゆさん:みんなの前で歌ったりパフォーマンスしたり、それは楽しかったですね。結局MCは緊張して最後まで慣れなかったな(笑)。ミリオンガールズZの活動のなかで唯一心残りなのは、PVを撮れなかったことですね。
――これまで700本以上の作品に出演している桜井さんですが、なかでも印象に残っている作品はなんですか?
桜井あゆさん:地元で私の知り合いとプレイするという、自分で企画した作品があって。ガチで地元に帰って、地元の本当の知り合いとエッチするという作品なんです(笑)。企画から構成、売り込みまですべてを自分で考えた作品なので、一番印象に残っていますね。これまで700本以上にも出演してやり尽くした感はあるし、後悔もありません。
――AV業界を引退した後は?
桜井あゆさん:18歳くらいの頃、美容部員をやっていて、メイクに興味を持っていました。これまで自分が見られる仕事をしてきて、今度は逆に見られる人のサポートをしたいなと思って。今後はメイクの仕事をしたいと思っています。普通の女の子をメイクで可愛くしてあげて、「メイクでこんなに変われるんだよ」と教えてあげたいですね。
――最後に、AV業界を卒業される桜井さんから、この業界の皆さんやファンの方へのメッセージをお願いします。
桜井あゆさん:私、思ったことをはっきりと言ってしまうタイプなので、もしかしたら、ファンの方やこの業界を志す女の子たちの夢を壊すようなことを言ってしまっていたのかもしれない。でもそれは「私だって普通の女の子だよ」っていう自分なりの意思表示でもありました。実はこの業界って、女性ならではのドロドロとした人間関係とかもなくて、一番派閥がない世界なんです。女優さんもスタッフさんも、1本の作品を撮るために、みんなが頑張って協力し合っている素敵な現場ばかりでしたよ。だからこそ、AV業界やセクシー女優への偏見を少しでもなくせたらいいなと思いますね。
【桜井あゆ】@ayu_sakural
2013年AVデビューし、これまで700本以上の作品に出演する。自身を「ちっぱい女優」と呼び、小さめのバストがアピールポイント。2015年2月にミリオンガールズZに加入し、million専属女優に。3月2日に大塚HEART+にて卒業ライブを行い、スカパー!アダルト放送大賞2016授賞式がある3月3日に引退する。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1060233
<取材・文/日刊SPA!取材班>




【関連キーワードから記事を探す】
仕事帰りに誰でもAV男優になれる!マッチングサービス運営元が語る一番人気は「我慢のできる早漏タイプ」
「AVで観た緊縛をしたい!」という外国人客に、風俗嬢が怒りの証言。「腕を脱臼しました…」
「痴漢プレイさせて!」日本のAVを信じる外国人からの、ヘンなSEX要求エピソード
「ごっくんもパイズリもしてくれない」日本のAVの演出を“現実”だと勘違いする外国人たち
88歳のAV女優「恥ずかしいことも、80過ぎて初体験できた」高齢者のSEXは身体に良い?
「1000万円返ってこない後輩も」元セクシー女優が語る、“ギャラ未払い問題”が起きるワケ
顔やポーズを選んで「自分好みのポルノ画像」を作れる、AI画像生成サイトが次々出現
生成AI×ポルノで話題のビジネス5選。アマゾンにはAIヌード集が1000作以上も
世界初・新人AI女優「木花あい」がAVデビュー。HシーンはどうAIで生成したのか?
「背徳感あるエロを描きたい」“お嬢様校”出身の25歳美女が、両親の反対のなかでAV監督になった理由
野島樺乃、3度目のデビュー「誰にも繕わない素直な自分を届けたい」
「300円が7万円に」パチンコの“ビギナーズラック”で人生が狂った50歳男性。18歳で“爆勝ち”を経験してしまった男の末路
大ヒットした『RRR』主演俳優が語る、インド映画躍進のワケ「日本のファンの愛情もすごいよね」
ヒカル×入江巨之「視聴者ファースト」で上場を諦めた真相。“1週間に10億円”売り上げる男が語る革新的経営
「だからイジメられたんだろうが。学習しろよ!」友人の言葉に絶望した20代女性。職場で起きた“壮絶トラブル”の結末
元セクシー女優が暴露「ノーギャラ面接地獄」の裏事情。キツすぎて“デビュー前にやめる女性”も
元セクシー女優が明かした“アンチとの衝撃トラブル”「PTSDと診断されて、閉鎖病棟に3ヶ月入院することに」
“最高月収500万円”元セクシー女優、契約終了後の過酷な現実「仕事を転々、面接にどこも受からない」
「月収は最高で2000万円くらい」セクシー女優兼キャバ嬢が明かす“衝撃の収入”「枕営業は100人以上と」
親の借金3億円を10年で完済したセクシー女優の壮絶人生。「高校まで社長令嬢だったのに、父の会社が倒産して…」
元セクシー女優が暴露「女優が引退後も稼ぎ続けられる理由」。“消息不明が当たり前”だった時代からの変化
「こいつはセクシー女優だと見下してほしかった」戸田真琴が語る、デビューの理由と引退の真相
松坂・鳥谷・斎藤佑樹の引退を横目に“まだまだ衰えない”現役アラフォー選手たち
日本ハムの球団運営を2軍から支えていた斎藤佑樹。その驚くべき功績をデータで読み解く
“奇跡を呼ぶ男”の短すぎた野球人生。プロ1年目は新人王、2年目のオフに暗転